【安田記念】昨年2着馬ガイアフォース、NHKマイルC勝ち馬パンジャタワーは消し ハイブリッド式消去法

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5つのデータから絞れた馬は?
今週日曜の東京メインは安田記念。春の古馬マイル王決定戦だ。いつも通り過去10年のデータを用いて、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。当てはまった馬を消していく。
今年はフルゲート18頭に対し20頭が登録した。うち、アスクイキゴミとアドマイヤズームが回避予定だ。この2頭を除いた18頭を対象とする。
『前走0.5秒差以上で負け』×『キャリア18戦以上』★0.0%★
まずはいつも通り、前走の結果が振るわなかった馬から消す。今回は着順でなく、勝ち馬からの着差に注目。0.5秒以上負けていた馬は【2-2-1-45】複勝率10.0%で、特にキャリア18戦以上のベテランは【0-0-0-22】だった。
このデータで4頭が脱落する。昨年の安田記念、マイルCSどちらも2着だったガイアフォースがさっそく消えた。海外遠征帰りのローテは昨年と同じだが、今年は地理的に近い香港ではなくドバイを選択した。その違いは気になるところだ。
【今年の該当馬】
・ウォーターリヒト
・ガイアフォース
・サクラトゥジュール
・シリウスコルト
・ロングラン
『JRAGⅠで連対歴なし』×『美浦所属馬』★0.0%★
続いてはGⅠ実績に注目する。ここ10年、安田記念で馬券になった馬の大半は、既にGⅠ連対実績を有していた。24年1着ロマンチックウォリアーも香港で何度もGⅠを勝っていて、例外は17年1着サトノアラジン、18年1着モズアスコット、19年1着インディチャンプの3頭だけ。いずれも関西馬だ。
美浦所属でJRAGⅠ連対歴がないと【0-0-0-15】。そもそもほとんどが人気薄ではあったが、22年にイルーシヴパンサーが1番人気8着、25年にシックスペンスが3番人気12着と沈んだ例もある。
新たに5頭が消去された。シックスペンスはマイルCS南部杯(JpnⅠ)の2着をどう扱うかが微妙だが、後述する別データでも消えるのでどちらにせよ結論は同じ。エプソムCを勝ったトロヴァトーレは昨年このレースで17着。レーベンスティールもGⅡでは強いがGⅠだと4戦して最高が6着。このあたりは厳しいだろう。
【今年の該当馬】
・(サクラトゥジュール)
・シックスペンス
・セフィロ
・トロヴァトーレ
・ルクソールカフェ
・レーベンスティール
・(シリウスコルト)
・(ロングラン)
『栗東所属馬』×『前走が国内で3番人気以下』★0.0%★
今度は栗東勢にメスを入れる。こちらはシンプルで、前走国内のレースに出走して3番人気以下だった馬が【0-0-0-54】とキレイさっぱり全滅していた。中にはマイラーズCや大阪杯、ヴィクトリアマイルの好走馬も含まれていたが、ことごとく馬券圏外に沈んだ。
高松宮記念3番人気4着のパンジャタワー、京王杯SCを3番人気で勝ったワールズエンドら5頭を新たに消去する。パンジャタワーはこのコースでGⅠ勝ちの実績こそあるものの、血統的には1200mの方が合っていそう。ワールズエンドは折り合いが難しく、1400mを逃げ切ってからの距離延長は大きな課題となる。
【今年の該当馬】
・(ウォーターリヒト)
・スズハローム
・セイウンハーデス
・ドラゴンブースト
・パンジャタワー
・ワールズエンド
『前走がマイラーズC』×『前走上がり4位以下』★0.0%★
4つ目のデータは主要ステップのひとつ、マイラーズCについて。今年も7頭を送り込むローテだが、前走マイラーズC組は【1-0-4-33】複勝率13.2%とあまりよくはない。馬券に絡んだ5頭にはマイラーズCで「上がり3位以内」という共通項があり、同4位以下は【0-0-0-20】だった。
マイラーズCで上がり12位タイのシャンパンカラーが消えた。シックスペンスは先ほどの「GⅠ連対歴」の項目をセーフ扱いにしたとしても、ここで結局脱落する。
【今年の該当馬】
・(ウォーターリヒト)
・(シックスペンス)
・シャンパンカラー
・(ドラゴンブースト)
・(ロングラン)
『非・社台ノーザン系生産馬』×『馬番1~6番』★0.0%★
この時点で残るは2頭。ちょっと絞れすぎた感じもある。最後は枠順が絡むデータを紹介しよう。
組み合わせるのはおなじみの「生産者ネタ」。このレースもやはり社台ノーザン系(※社台F、ノーザンF、追分F、社台コーポレーション白老Fとする)の生産馬が強く、10年で15連対を占める。逆に非・社台ノーザン系は【3-2-4-64】複勝率12.3%と押され気味だ。
中でも、馬番1~6番に入ったケースは【0-0-0-27】と全滅だった。途中で2回の仮柵移動があるとはいえ、連続開催の終盤に行われるワンターンのマイル戦。内枠はメリットにならない。
2頭のうち、非社台系生産なのはオフトレイル。元々京都巧者で東京替わりは歓迎できないタイプだが、同馬の取捨は枠順次第ということになった。
【今年の該当候補】
・オフトレイル
5つのデータを終えて、確実に残るのはステレンボッシュただ1頭。人気馬がことごとく消えていき、オフトレイルが残っても最大2頭という珍しい事態になった。
前走で復調の兆しを見せた桜花賞馬ステレンボッシュは捨てれんぼっしゅ……失礼。まずはこれの単複を買いたい。オフトレイルも人気薄想定なので、もし残ればこちらも単複を押さえる。今週は伏兵の激走に期待だ。
《ライタープロフィール》
久保田大五郎
競馬歴14年目のアラサーおじさん。データを駆使した予想でロマン馬券を狙う。趣味は料理とプロ野球観戦。大のベイスターズファン。
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