【しらさぎS】AIの本命はシヴァース 「勝率50%」強力な追い風吹く良血馬

SPAIA編集部

2025年しらさぎS AI本命馬シヴァース,ⒸSPAIA

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父母あわせてGⅠ計8勝

22日に阪神競馬場を舞台に争われるしらさぎS(GⅢ・芝1,600m)。昨年まで米子Sとして行われていたサマーマイルシリーズの開幕戦が生まれ変わり、今年からGⅢとして装いを新たに始動する。記念すべき第1回開催に昨年の二冠牝馬チェルヴィニアなど豪華メンバーが集ったが、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:シヴァース

●短評
栗東・友道康夫厩舎が管理するモーリス産駒の4歳牡馬。父モーリスは国内外でGⅠを計6勝、母ヴィブロスも秋華賞とドバイターフを制した実績があり、両親あわせてGⅠ計8勝という超良血馬だ。

キャリア2戦目のきさらぎ賞で3着に食い込むなど素質の高さは見せていたが、3歳GⅠ戦線に挑むことは叶わず。それでも昨秋から今春にかけて一歩ずつ階段を登り、前走で3勝クラスを突破。7戦ぶりの重賞挑戦でタイトル奪取を目指す。

●データ
今回は前身の米子S(阪神開催の直近10回=2014~2023年)から好データをピックアップ。目を引くのが前走を勝ってきた馬の成績で、クラス問わず前走1着馬は【3-0-3-5】勝率27.3%、複勝率54.5%で単複回収率も100%を超えている。

さらにこれを「4歳馬」で絞り込むと【2-0-1-1】勝率50.0%、複勝率75.0%で単回収率202%、複回収率245%とさらに成績が向上。出走馬の中でこの好データを満たしているのはシヴァースだけ。データも重賞初制覇を後押しする。

また、鞍上のM.デムーロ騎手はこの馬とのタッグで【3-0-2-1】勝率50.0%、複勝率83.3%と相性抜群。今年の阪神芝1600m戦では【1-2-2-7】複勝率41.7%と高い安定感を誇り、5番人気以内の騎乗馬に限れば【1-2-2-1】複勝率83.3%、複回収率193%を叩き出している。人馬ともデータ面の好材料が揃っている点は頼もしい限りだ。

AI予想エンジンKAIBA
◎シヴァース
◯チェルヴィニア
▲レーベンスティール
△キープカルム
×タシット

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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