引退調教師の管理馬が5日付で転厩 サンライズジパングは新谷功一厩舎、ウォーターガーベラは石橋守厩舎へ
SPAIA編集部

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注目馬の新天地が決定
日本中央競馬会(JRA)は4日、同日付で引退となる調教師の管理馬の転厩先を発表した。
最多は音無秀孝厩舎の52頭。今年最初のGⅠであるフェブラリーSで2着に入ったサンライズジパングは栗東・新谷功一厩舎に移り、今年2月のプロキオンS(GⅢ)を制したサンデーファンデーは栗東・東田明士厩舎に転厩となる。
また、現役最後の重賞挑戦となったチューリップ賞(GⅡ)において、武豊騎手騎乗で僅差の2着に食い込み話題となった河内洋厩舎のウォーターガーベラの新天地は栗東・石橋守厩舎に決定。同馬の半兄で今年の東京新聞杯(GⅢ)を優勝したウォーターリヒトも同じ石橋守厩舎に移る。
引退を迎えた調教師と、主な転厩馬および転厩先は下記の通り。また、転厩馬の一覧はJRA公式サイト(https://www.jra.go.jp/news/202503/030401.html)掲載のPDFから確認することができる。
<3月4日付引退調教師と主な転厩馬>
石毛善彦(16頭)
クムシラコ(牡7) → 千葉直⼈厩舎
オリアメンディ(牝7) → 南⽥美知雄厩舎
宗像義忠(41頭)
ラーグルフ(牡6) → ⽥中勝春厩舎
シリウスコルト(牡4) → ⽥中勝春厩舎
音無秀孝(52頭)
デルマソトガケ(牡5) → 須貝尚介厩舎
カラテ(牡9) → 東田明士厩舎
ノットゥルノ(牡6) → 中舘英二厩舎
河内洋(25頭)
メイショウテンスイ(牡8) → 本田優厩舎
アスクドゥポルテ(牡5) → 梅田智之厩舎
木原一良(28頭)
テイエムスパーダ(牝6) → 小椋研介厩舎
テイエムトッキュウ(牡7) → 秋山真一郎厩舎
鮫島一歩(30頭)
リフレーミング(牡7) → 藤野健太厩舎
アイファーテイオー(牡5) → 井上智史厩舎
藤沢則雄(19頭)
シゲルホサヤク(牡7) → 谷潔厩舎
パクスロマーナ(牝5) → 加藤公太厩舎
村山明(24頭)
ケイアイドリー(牡8) → 前川恭子厩舎
ワールドスケール(牡8) → 加藤公太厩舎
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