【ヴィクトリアマイル】牝馬の活躍馬が多いキョウエイマーチ牝系 血統注目馬ナミュール
SPAIA編集部
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牝馬に活躍馬が多い母系
2023年5月14日に東京競馬場で行われる第18回ヴィクトリアマイル。NHKマイルCに続く、東京芝マイルGⅠの第2弾だ。過去の傾向を見ると切れるディープインパクト産駒の独壇場だが、産駒が少なくなってきたこともあり今年はルージュスティリア1頭だけ。そのほかの系統では、Northern Dancer系の奮闘が目立っている。
今回の注目はそのNorthern Dancer系の父を持つナミュール。2019年の勝ち馬ノームコアと同じハービンジャー産駒だ。ノームコアの母系はクロフネ×サンデーサイレンスだったが、ナミュールは母系はダイワメジャー(父サンデーサイレンス)×フレンチデピュティ(クロフネの父)と、血統構成も似ている。
曽祖母は桜花賞馬キョウエイマーチで、近親のマルシュロレーヌはBCディスタフを制した名牝。また、半妹ラヴェルがマイル重賞のアルテミスSを勝つなど、牝馬に活躍馬が多い母系でもある。
「牝馬に活躍馬が多い母系」といえば、今年はシラユキヒメ一族からソダシも出走する。芝マイルは【4-0-1-0】の成績が示す通りベストの距離だろう。こちらも当然気になる存在だ。
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