【ヴィクトリアマイル】「前走負け」と「継続騎乗」を満たす馬が8勝 ローテーションに見られる特徴は

SPAIA編集部

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上位混戦の好レース

2023年5月14日に行われる牝馬限定GⅠ・ヴィクトリアマイル。昨年マイルCS以来となるソダシやサウジ遠征帰りのソングライン、国内で牡馬相手の中距離戦を戦ったスターズオンアース、スタニングローズなど、上位人気勢の臨戦過程はさまざま。例年以上に上位拮抗の好レースが期待される一戦、ここではローテーションに見られる特徴を調べてみる。

2023年ヴィクトリアマイル、過去10年の優勝馬ローテーション,ⒸSPAIA



過去10年の勝ち馬を見ると阪神牝馬S組が4勝しているが、他はダートや短距離、はたまた有馬記念からの臨戦などバラバラだ。

10頭に共通点を見出すならば、どの馬も前走で負けていた。そして8頭が継続騎乗だった。「前走負け」と「継続騎乗」を満たせば【8-5-6-70】複勝率21.3%。この組を掘り下げていく。

この中で妙味があるのは前走GⅡ組。特に前走で4角3~5番手だった馬は【3-2-2-8】単回収率268%、複回収率194%と大幅黒字域だ。

今年の該当馬はイズジョーノキセキのみ。前走は休養明け初戦に、直線の勝負所で接触する不利も重なって10着と大敗したが、昨年の府中牝馬Sではソダシを破っている馬。ここでも番狂わせがあるか、注目したい。

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