【NHKマイルC】マイルGⅠ経験が武器に ローテーションに見られる特徴は
SPAIA編集部
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5頭の優勝馬を出す「朝日杯FS」組
2023年5月7日に東京競馬場で開催されるNHKマイルカップ。今年は2歳GⅠ・朝日杯FSを無敗で制したドルチェモアが中心かと思われたが、前哨戦のニュージーランドTでまさかの初黒星。3連勝中のエエヤン、アーリントンC優勝馬オオバンブルマイ、皐月賞から参戦するダノンタッチダウンなど、混戦の様相を呈している。ローテーションに見られる特徴から、今年の有力馬を探っていく。
優勝馬の前走は、トライアルレースや、皐月賞、桜花賞など多種多様でつかみどころがない印象だ。
ここで注目したいのはマイルGⅠ経験馬。過去10年の優勝馬のうち朝日杯FS出走馬が5頭、桜花賞出走馬が2頭いる。本番もハイペースの高速決着になりやすく、マイルGⅠの流れを経験している馬が有利になるのではないだろうか。
マイルGⅠで4着以内に入ったことがある馬は、21年に落馬競走中止したバスラットレオンを除いて【5-1-3-16】勝率20.0%、複勝率36.0%、特に近5年では【3-1-1-6】勝率27.3%、複勝率45.5%まで上がる。
今年の出走馬で条件に該当するのは朝日杯FS優勝馬ドルチェモアと、同2着のダノンタッチダウン。昨年の朝日杯FSは勝ち時計こそ1:33.9と平凡も、前後半3F34.1-36.1のハイペースだった。ここでの経験は大きな武器になる。2頭とも前走で大敗しているものの、叩き2戦目の上積みは見込めそうだ。
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