【天皇賞(春)】ビートブラックと同じ配合形 スピード面を強化したハーツクライ産駒マテンロウレオ

SPAIA編集部

2023年天皇賞(春)に出走するマテンロウレオ,ⒸSPAIA

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11年前の再現だ

2023年4月30日に京都競馬場で行われる第167回天皇賞(春)。ここ2年は母系が超スタミナ型の馬が勝っているが、阪神で行われたということも影響しているのだろう。今年は3年ぶりに京都競馬場で開催。コースに少しだけ手が加えられたとはいえ、阪神以上にスタミナやパワーが必要になるとも思えず、ここ2年とは傾向が少し違ってくると思われる。

天皇賞(春)に出走するマテンロウレオの血統表,ⒸSPAIA


今回の注目馬はマテンロウレオ。ハーツクライ産駒は意外にもこのレースで未勝利だが、2着は5回記録。ここ2年は出番がなかったところをみると、阪神より京都の方が合うのかもしれない。

マテンロウレオは過去に連対した、同じハーツクライ産駒のシュヴァルグランやカレンミロティックと同じく、母系に米血を入れてスピード面も強化。また、サンデー系×ブライアンズタイムといえば、2012年に大穴をあけたビートブラックと同じ配合で、母系に同じく米血のSecretariatが入っている。11年前と同様、周囲を「アッ」と言わせてくれるはずだ。

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