【桜花賞】スタミナを受け継いだハーツクライ産駒の牝馬ハーパー 将来性含め楽しみな存在
SPAIA編集部
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先々まで楽しみなハーパー
2023年4月9日に阪神競馬場で行われる第83回桜花賞。スピードとパワーが求められるマイル戦だけあって、スタミナと底力を受け継いだ馬の活躍が目立っている。
今回、注目したいのはハーパー。ハーツクライ産駒は古馬になって強くなるイメージが強いが、牝馬だとリスグラシュー(阪神JF2着、桜花賞2着)、ヌーヴォレコルト(オークス)、マジックタイム(クイーンC2着)など、クラシック戦線に絡みつつ、古馬になってもうひと皮むけるタイプが多い。
母セレスタはアルゼンチンの2歳牝馬チャンピオンで、姉にはJBCレディスクラシックを勝ったヴァレーデラルナがいる。母がアルゼンチン産の牝馬といえば、2015年の桜花賞2着馬クルミナルが思い出される。父系、母系ともGⅠ級の底力を持った配合で、桜花賞はもちろん、先々まで楽しみな血統といえるだろう。
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