【桜花賞】直近5年全て「中7週以上」の馬が勝利 特に狙える馬の3条件とは?
SPAIA編集部
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「中7週以上」と「3つの条件」
2023年4月9日に阪神競馬場で行われる桜花賞。今年は阪神JFの1~3着馬に加えて、優先出走権を獲得した8頭、さらにはクイーンC、フラワーCの勝ち馬まで大集合。クラシック初戦に相応しい好メンバーとなった。ローテーションを切り口に、近年の好走パターンを探っていく。
桜花賞は昨今の「間隔を空けたローテ」の流行ぶりを体現しているレース。過去10年で区切るとチューリップ賞組が4勝で最多勝となるが、直近5年だと全く別の表情が浮かび上がる。
具体的には、3つのトライアル組をはじめとする「中6週以内」の馬が【0-4-3-51】複勝率12.1%と苦戦を強いられる一方、「中7週以上」の馬が【5-1-2-23】、全勝を含む複勝率25.8%と優勢だ。こちらをさらに掘り下げる。
中7週以上空けてきた馬のうち、(1)重賞連対歴あり(2)デビュー以来4着以下なしを満たす馬は【4-1-2-9】で複勝率43.8%。今年はシンリョクカ、ドゥアイズ、ハーパー、ライトクオンタム、リバティアイランドの5頭。おまけに(3)前走1番人気まで付け加えれば【4-0-1-0】となり、こちらはリバティアイランドだけが該当する。
データを見るまでもなかったような気もするが……2歳女王の一冠目制圧が濃厚と言わざるを得ない。
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