【大阪杯】前哨戦を使った組から伏兵ラーグルフ ローテーションに見られる特徴は?

SPAIA編集部

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休み明けの前走GⅠ組より

今週は阪神競馬場で大阪杯が行われる。年内初戦となるスターズオンアース、ジェラルディーナといった面々に、中山記念勝ち馬ヒシイグアスなどの勢力が襲い掛かる。ローテーションに見られる特徴から狙える馬を探していく。

大阪杯、過去10年の優勝馬ローテーション,ⒸSPAIA



過去10年のデータを……といっても、GⅠ昇格前後でやはり傾向が大きく変わっているレース。前走GⅠ組(海外含む)の成績に注目すると、13~16年は【3-1-3-8】複勝率46.7%だったのに対し、17年以降は【1-1-1-12】同20.0%とダウンしている。

かつては前年秋のGⅠ以来、ここで始動する実績馬が七分のデキでも勝つようなレースだったが、GⅠになったことで、しっかり前哨戦を叩いてきた馬が活躍するようになった。スターズオンアース、ジェラルディーナ、ジャックドールは強調しにくい。

以下、GⅠとなった17年以降のデータをさらに掘り下げる。買いたいのは金鯱賞&中山記念組。このうち「前走5着以内」で「4・5歳」の馬は【4-2-2-11】複勝率42.1%、単回収率465%、複回収率159%をマークしている。例年はそう珍しくないパターンだが、今年の該当馬はラーグルフただ1頭。近況の充実ぶりはこの相手でも侮れない。



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