【天皇賞(秋)】ディープインパクトと北米血統の組み合わせ 母はGⅠ・6勝の良血馬ポタジェ

SPAIA編集部

ポタジェ血統,ⒸSPAIA

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中距離重賞に強い母系

2022年10月30日に東京競馬場で行われる第166回天皇賞(秋)。近5年で連対した10頭(重複含む)の父系を調べてみると、2017年2着サトノクラウン(父Marju)、2021年1着エフフォーリア(父エピファネイア)以外の8頭は、ブラックタイド&ディープインパクト兄弟か、キングカメハメハ&ロードカナロア親子のいずれかが父であった。

2022年天皇賞(秋)に出走するポタジェの血統表,ⒸSPAIA



今回の注目は、ディープインパクトを父に持つポタジェ。母系に米血を重ねるパターンは、2018年2着馬サングレーザー、そして2021年2着馬コントレイルと同じ。このレースで活躍した馬の母系を見ると、スピードやスタミナに特化した血脈より、中距離血統をバランスよく取り込んだ馬が多く、この馬もそれに該当している。

母ジンジャーパンチはBCディスタフなど、中距離を中心に北米GⅠを6勝した名牝で、祖母Nappelonもアメリカで重賞勝ち。姉ルージュバックも中距離重賞を4勝した活躍馬。大舞台ではあと一歩届かなかったが、潜在能力は優にGⅠ級と言われていた。ポタジェもGⅠ大阪杯を制しており、名門牝系と呼ばれる日も近いと思われる。

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