【秋華賞】中距離戦に適した良血馬 阪神開催もスターズオンアースの追い風に

SPAIA編集部

スターズオンアース血統,ⒸSPAIA

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二冠以上の適舞台

2022年10月16日に阪神競馬場で行われる第27回秋華賞。3歳牝馬三冠の最終戦。2018年アーモンドアイ、2020年デアリングタクトが牝馬三冠を達成し、昨年の勝ち馬アカイトリノムスメは、母が牝馬三冠のアパパネ。これらの出来事は、今年三冠に挑むスターズオンアースにとって追い風になっているように思えるが、血統的にはどうなのだろうか。

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スターズオンアースの祖母スタセリタは仏オークスなどを含め、欧米のGⅠを6勝した名牝。フランス生まれだが、日本の芝にも適性のあるドイツ血脈を持ち、その娘ソウルスターリングはオークスや阪神JFを勝っている。スターズオンアースの父は爆発的な瞬発力を武器に皐月賞とダービーを勝ったドゥラメンテで、母の父は北米の中距離GⅠ勝ちのSmart Strikeという配合だ。スピードを求められる桜花賞、そしてスタミナが求められるオークスを勝っているが、本来は中距離がベストのように思える。母系が切れよりパワー系なので、例年の京都ではなく、より力の要る阪神で行われるのもプラスに働くはずだ。

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