【スプリンターズS】王道セントウルS勝ちのメイケイエールを信頼 ローテーションに見られる特徴は?

SPAIA編集部

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“王道”の勝ち馬を信頼

2022年10月2日に中山競馬場で行われるスプリンターズS。セントウルSを圧勝したメイケイエールを中心に、北九州記念3着ナムラクレアや、安田記念から直行となるシュネルマイスター、ナランフレグなどが人気を集めそうだ。このレースについて、ローテーションに見られる傾向を探ってみよう。

スプリンターズS過去10年の優勝馬ローテーション,ⒸSPAIA



過去10年、勝ち馬の前走はセントウルSが6頭、安田記念が2頭、キーンランドCとCBC賞が1頭ずつ。やはり王道はセントウルSで、ここを「1番人気で連対していた馬」は【4-2-0-4】、連対率60%と安定感抜群だ。気性の難しさを抱えたメイケイエールだが、データ上の信頼度は高い。

ナムラクレアが該当する北九州記念組は【0-1-1-16】と苦戦傾向。07年、08年にアストンマーチャン、スリープレスナイトが連勝した後は厳しい結果が続いていて、強調しにくい。

安田記念からの直行ローテは【2-1-0-6】で、母数は少ないが勝率と連対率ではセントウルS組をも凌駕する。ただ、このパターンでの好走3頭はいずれも同年に重賞を勝っていた馬。ナランフレグはいいが、シュネルマイスターは微妙なところ。

ちなみに、「1200m以下を走ったことがない馬」のスプリンターズS成績は【0-0-0-4】。サンプル不足ということで過去20年に広げると、07年4着のキングストレイルがいる。シュネルマイスターの実績ならばそれ以上の結果に期待……と言えなくもないが、果たしてどのように対応してくるだろうか。



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