【神戸新聞杯予想まとめ】重賞実績よりポテンシャル重視　パラレルヴィジョンら2勝馬に印集まる

ⒸSPAIA

菊花賞への直行便

2022年9月25日に中京競馬場で行われる神戸新聞杯（GⅡ・2200m）。過去10年の菊花賞馬7頭がここを経由しており、牡馬ラスト一冠への直行便という立ち位置のレースだ。SPAIA予想陣3人はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。

本命はいずれも1勝クラスを勝ったばかりの2勝馬、3頭にバラけた。AI予想エンジンKAIBAが推すパラレルヴィジョンは前走の東京芝2000m戦を1.58.0という好タイムで快勝。本レース3戦3勝の「ルメール×キャロットファーム」というタッグにも期待がかかるところだ。

京都大学競馬研究会はリカンカブール。同コースの京都新聞杯がヒントになるとみて、ハイペースを先行して4着に粘ったこの馬を高評価している。編集部競馬班はジュンブロッサムに期待する。2戦したマイルでは位置取りが後ろになって猛追及ばずというレースぶりだったが、1800m以上では【2-2-0-1】。共同通信杯4着や、2度のレコード勝ちが光る。2200mは初距離だが、対応可能な範疇だろう。

データ上は日本ダービーの上位勢が圧倒的に強いレースだが、今年は5着のプラダリアがいる程度。先週はローズSの2・3着やセントライト記念の1・3着に、例年なら苦戦傾向の前走1勝クラス組が台頭しており、この流れが続くのかにも注目したい。

AI予想エンジンKAIBA
◎パラレルヴィジョン
◯プラダリア
▲ヴェローナシチー
△ボルドグフーシュ
×リカンカブール

京都大学競馬研究会
◎リカンカブール
◯ヴェローナシチー
▲ジュンブロッサム
△パラレルヴィジョン
×アスクワイルドモア
×ボルドグフーシュ

編集部競馬班
◎ジュンブロッサム
◯ヴェローナシチー
▲プラダリア
△パラレルヴィジョン
×リカンカブール
×ボルドグフーシュ
☆ビーアストニッシド

《関連記事》
・【神戸新聞杯】やっぱり実績上位のプラダリア！　ボルドグフーシュ、パラレルヴィジョンは「上がり馬」になれるか
・【神戸新聞杯】春の実績馬vs新興勢力　2、3着にもキセキら後のGⅠ馬ズラリ
・【神戸新聞杯】3戦3勝の「ルメール騎手×キャロットF」コンビを信頼　AIの本命はパラレルヴィジョン