【中央競馬】先週9月17,18,19日のレース傾向総まとめ

SPAIA編集部

イメージ画像,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

3日間開催の振り返り

先週末は3日間開催で計72レースが行われた。今週も中山と中京の2場開催。予想に入る前に、先週のレース傾向をおさらいしていこう。

◆騎手
坂井瑠星騎手:先週の成績【6-1-2-13】
3日いずれも中京で騎乗し、最多タイの6勝を挙げた坂井騎手。ダートでは【5-1-1-6】、さらに単勝オッズ10倍未満に限ると【5-1-1-2】と特に冴えわたっていた。

川田将雅騎手:先週の成績【5-3-2-5】
JRA通算1800勝を達成した川田騎手。騎乗馬の全てが4番人気以内というラインナップ。1番人気で【3-2-1-0】と馬券圏内を外さなかった。また、アートハウスでのローズS制覇など中内田充正厩舎とのコンビでは3戦全て連対していた。

◆脚質・枠順
中山芝:外枠有利
台風接近の影響もあってか、雨と風による超特殊なコンディションで17鞍が行われた中山芝。直線が追い風だったようで、このうち11レースがいわゆる加速ラップ(ラスト2F目よりラスト1Fの方が速い)を計測する異例の状況であった。逃げは【0-2-1-14】と未勝利で、風に乗ってひと脚使ってきた好位勢に飲まれるシーンが目立ち、枠順では6~8枠だけで13勝を占めるなど、外枠有利の傾向があった。

中京芝:雨の影響で……
土日は良馬場での開催となった中京芝。よく言われるような「雨予報が外れたときの高速馬場」という感じで、1200mと1400mの2歳レコードが更新された。この2日間は10レース中9勝を4角3番手以内の馬が挙げる前有利の傾向だったが、降雨のあった月曜は一転して外差しが届いていた。

◆血統
シルバーステート産駒:先週の成績【5-0-0-7】
並みいる種牡馬を抑えて“週間リーディング”に輝いたシルバーステート。特に中山では8戦4勝、7頭が人気以上の着順という好調っぷりだった。

産駒の通算成績を見ても、中山と中京の芝はいずれも単複回収率が100%を超えており、まさに今狙いたい種牡馬。この両コースの芝2歳戦に限定すれば単回収率270%、複回収率181%と馬券的な信頼度も高く、今週末の野路菊Sに登録しているカルロヴェローチェやスカパラダイスの走りには注目しておきたい。

◆特注条件
◎坂井瑠星騎手×ダート×単勝オッズ10倍未満
◎シルバーステート産駒×中山か中京の芝2歳戦



《関連記事》
【オールカマー】ハイブリッド式消去法の本命はデアリングタクト! 内枠なら要注意のキングオブドラゴン
【オールカマー】宝塚記念組デアリングタクト、中山巧者ヴェルトライゼンデ優勢 割って入るかソーヴァリアント
【神戸新聞杯】やっぱり実績上位のプラダリア! ボルドグフーシュ、パラレルヴィジョンは「上がり馬」になれるか

おすすめ記事