【ローズS予想まとめ】1勝クラス勝ちのラリュエルに支持集まる　アートハウス、サリエラらも順当な評価

ⒸSPAIA

ディープインパクト産駒が中心

2022年9月18日に中京競馬場で行われるローズS（GⅡ・芝2000m）。今年は春の実績馬が少なく、トライアルレースらしく三冠目への挑戦権をとりたい上がり馬中心のメンバーとなった。SPAIA予想陣はどの馬に本命を打ったのか見ていこう。

京都大学競馬研究会と坂上明大氏の2名が本命を打ったのはラリュエル。1勝クラスの都井岬特別を勝っての参戦となる。坂上氏は当コースで行われた直近2年のローズSで、ディープインパクトの血を内包した馬が上位を独占していることに着目。春のマイル戦ではスピード負けしたが、2000m戦のここなら勝ち負けに加わっても驚かない、と評している。ラリュエルは残る2名も対抗に据えており、支持を一手に集める形となった。

AI予想エンジンKAIBAはサリエラを本命に。2戦目で見せた上がり32.9秒の爆発的な末脚を武器に、重賞の壁も一気に突破するか。

編集部競馬班はアートハウスを推す。オークスは関東輸送、距離延長、左回りなど初物尽くしの条件で、一時は先頭という場面も作っての7着。今回と同じ2000mでは忘れな草賞の3馬身差勝ち、ラスト1F11.1というパフォーマンスが出色だ。二冠牝馬が待つ秋華賞へ、この相手に負けてはいられない。

AI予想エンジンKAIBA
◎サリエラ
◯ラリュエル
▲アートハウス
△マイシンフォニー
×セントカメリア

京都大学競馬研究会
◎ラリュエル
◯セントカメリア
▲エグランタイン
△サリエラ
×ブルトンクール
×ヒヅルジョウ

坂上明大（血統分析）
◎ラリュエル
◯サリエラ
▲アートハウス
△エグランタイン

編集部競馬班
◎アートハウス
◯ラリュエル
▲マイシンフォニー
△メモリーレゾン
×ミナモトフェイス

《関連記事》
・【ローズS】最後の一冠へ、夏の上がり馬に要警戒　サリエラだけじゃない有力候補
・【ローズS】瞬発力指向で「ディープインパクト」内包馬が上位独占　有力馬の血統を一挙解説
・【ローズS】中京開催で波乱度アップ　ヌーヴォレコルト以来の関東馬Vなるかに注目