【中央競馬】先週9月10,11日のレース傾向総まとめ

SPAIA編集部

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中山・中京2週目

先週から開幕した中山・中京での2場開催。スプリンターズSの週まで、この2場での競馬が続いていく。予想に入る前に、先週行われた48レースの傾向をおさらいしていこう。

◆騎手
戸崎圭太騎手:先週の成績【3-3-2-4】
複勝率66.7%と安定して結果を残した戸崎騎手。着外4回のうち2回は二桁人気馬、1回は初ダートの2歳馬で仕方ない結果とも言えそうだ。昨年も秋の中山開催では11勝、単回収率111%と活躍しており、今週からの騎乗にも期待がかかる。

藤岡康太騎手:先週の成績【3-1-1-5】
人気薄で複数回上位に食い込み、単回収率216%、複回収率144%をマークした藤岡康騎手。ダートでは【2-1-0-1】、内有利の馬場で2度の1枠に恵まれた感がなきにしもあらずだが、好機にしっかりと結果で応えた。

◆脚質・枠順
中山芝:前有利
12レースが行われ、馬券圏内36頭のうち26頭が4角4番手以内だった中山芝。エアレーション効果か、開幕週でも極端に速い馬場ではなかったが、前残りの傾向にはあった。唯一後方からの差しが決まった土曜7レースも1勝クラス・1800m戦で1000m通過58.9秒という超ハイペースによるもの。先週の中山芝で差し損ねた組は総じて次走以降の反撃に警戒したい。

中京ダ:逃げ・内枠有利
レコードも出るような速い馬場で、内を通った人気薄の好走がとにかく多かった中京ダート。逃げ【3-3-2-6】で単回収率347%、1・2枠は【5-4-2-21】で単回収率193%だった。ちなみに、もし仮に全レースで「1~6番の3連複ボックス」を購入していれば3的中、回収率2330%という計算であった。

◆血統
キタサンブラック産駒:先週の成績【2-1-0-4】
中京に産駒が7頭出走したキタサンブラック。好走はいずれも芝【2-1-0-2】に含まれていた。

まだ2世代だけだが、産駒の通算成績を見ると左回り>右回り、そしてなぜか関西馬>関東馬という傾向が表れている。中京芝では連対率32.6%、単回収率279%と狙い目だが、自身が現役時代得意とした中山芝は【1-1-1-26】。馬券に絡んだ馬はビジュノワール、イクイノックスの2頭だけ。セントライト記念に出走予定のガイアフォースは、血統的には信頼しにくい。

◆特注条件
◎戸崎圭太騎手×中山
◎キタサンブラック産駒×中京芝



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