【中央競馬】先週7月16,17日のレース傾向総まとめ

SPAIA編集部

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先週の傾向はこれでバッチリ!

北海道開催は札幌に舞台を移し、今週は福島・小倉・札幌での3場開催となる。先週行われた72レースのうち、主に福島と小倉の傾向をデータでおさらいしていこう。

◆騎手
柴田大知騎手:先週の成績【4-1-0-7】
日曜に3勝を挙げ、週4勝の活躍を見せた柴田大騎手。1~6月で6勝、勝率2.4%に留まっていたが、7月の福島開催だけで6勝、勝率17.6%と一気に上向いている。土曜5レースで騎乗したフェアエールングは、コーナリングに怪しさを見せながらも、直線に向くと後続を突き放す快勝。今後が楽しみな新馬との出会いもあった。

坂井瑠星騎手:先週の成績【3-5-1-8】
土曜小倉、日曜函館で騎乗した坂井騎手。土曜は【3-4-1-1】という圧巻の騎乗成績で、着外の1回も4着だった。函館ではいまひとつ振るわなかったが、今週末は土日とも小倉で騎乗する想定。しっかりとマークしておきたい。

◆脚質・枠順
小倉芝:前残りも……
土日で13レースが施行された小倉の芝。4角2番手以内の馬が10勝、同3~4番手の馬が残る3勝を挙げている。と、数字上は前残りだが、勝ったのはほとんどが上位人気馬で、力のある馬が4角までに動いていったケースも複数回見られた。枠順にもこれといった傾向はなく、どの枠や脚質にもチャンスがある、フラットな状況と考えていいだろう。

福島芝:外枠やや有利
福島も芝で13レースが行われ、4角4番手以内が12勝。ただ、少頭数戦も多く、土曜の後半以降はほとんどのレースがスローで流れていることも踏まえ、あくまで参考程度と見たい。枠順では1~4枠が連対率12.0%、5~8枠が同20.0%と外がやや有利であった。

◆血統
ビッグアーサー産駒:先週の成績【2-1-3-5】
函館2歳Sをブトンドールが制し、産駒の重賞初制覇となったビッグアーサー。芝の良と稍重で【2-1-1-1】と安定感を見せた。なお、芝への出走は全て1200m戦だった。

ブトンドールはタフな馬場で勝利したが、通算成績では基本的に軽い芝がベストの種牡馬。対照的に、いわゆる「パサパサ」の力がいるダートはNGだ。ダートの良・稍重では【2-8-9-113】単回収率4%と悲惨なのだが、特徴があまり知られておらず、出走数自体は多い。逆手にとって活用したいデータだ。

◆特注条件
◎坂井瑠星騎手×小倉
◎ビッグアーサー産駒×芝の良・稍重

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