【中央競馬】先週7月2,3日のレース傾向総まとめ

SPAIA編集部

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先週の傾向はこれでバッチリ!

今週も引き続き福島・小倉・函館での3場開催となる中央競馬。先週末に行われた72レースの傾向をおさらいしていこう。

◆騎手
川田将雅騎手:先週の成績【4-3-0-1】
8鞍に騎乗して7連対の川田騎手。唯一の着外となった日曜の小倉9Rアルファヒディはパドックから馬っ気全開で大暴れしており、それを思えば騎乗自体はほぼパーフェクトといっていい。九州出身、地元に近い小倉での好成績は毎年のこと。今週末も土日は小倉で騎乗が想定されており、逆らえない存在だ。

今村聖奈騎手:先週の成績【3-1-1-11】
重賞初騎乗となったCBC賞で勝利を収めたルーキーの今村騎手。日曜は最終も鮮やかに差し切って、土日で3勝を挙げた。新人ゆえに能力的に厳しい馬への騎乗も少なくないが、前走で0.9秒以上負けていた馬と新馬戦を除くと【3-1-0-2】。チャンスがありそうな馬に乗っていれば印を回したい。

◆脚質・枠順
函館芝:外枠有利
開催4週目、雨の影響も多分に受け、外枠有利に振れた函館の芝。14鞍で5~8枠が12勝を挙げ、6~8枠の単勝を全て買えば回収率197%という計算だった。脚質的にも逃げ【1-2-1-10】で複勝率が3割を切る。これは直線の短い函館としては「異常事態」といえる水準だ。今週はBコース替わりとはいえ、外の方がいいだろう。

小倉芝&ダート:風の影響で……
土日とも直線向かい風(=向正面追い風)というコンディションで行われた小倉競馬。芝ダート問わず、向正面発走となる1200m以下のレースでは4角4番手以内が【11-10-8-22】、同5番手以下【0-1-3-90】という恐ろしい前残りだった。先週の半周競馬で差し届かなかった馬は次走で見直しが効きそうだ。

なお、ホームストレッチから発走の1700~2000m戦では初角4番手以下【7-8-7-84】と差し勢も問題なし。ここは分けて考えたい。

◆血統
シニスターミニスター産駒:先週の成績【5-0-3-4】
テーオーケインズの父として知られるダート種牡馬・シニスターミニスター。3場のダート1700m戦で計5勝と気を吐いた。

過去3年で、産駒のダート1700m戦成績は勝率12.4%、単回収率194%、複回収率121%。人気馬に限っても回収率が100%を超える。ローカル開催でこの距離のレースが増える夏場、お世話になりたい種牡馬だ。

◆特注条件
◎川田将雅騎手
◎シニスターミニスター産駒×ダート1700m



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