【中央競馬】先週6月11,12日のレース傾向総まとめ

SPAIA編集部

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先週の傾向はこれでバッチリ!

先週末で中京開催が終了し、関西圏は舞台を阪神競馬場へ移す。先週末に行われた72レースのうち、主に東京と函館の傾向をおさらいしていこう。

◆騎手
ルメール騎手:先週の成績【5-2-2-6】
週間リーディングはルメール騎手。週間5勝は2月19~20日以来、およそ4か月ぶりだった。新馬戦と、前走で0.4秒以上負けていた馬を除くと【5-1-1-0】で、力のある馬は確実に好走させていた。

鮫島克駿騎手:先週の成績【3-2-2-9】
ローカル開催の「穴男」としておなじみの鮫島騎手。函館SSはタイセイアベニールに騎乗し、リスク覚悟のイン突きで13番人気3着。それ以外にもちらほら穴を開け、単回収率143%、複回収率161%だった。特に1200m以下では【2-2-2-2】と、短距離戦での勝負強さが光った。

◆脚質・枠順
東京芝:外枠、先行有利
引き続き、直線で内を大きく空けるレースが目立った東京芝。実際、1~4枠は【2-2-3-54】連対率6.6%しかなく、勝った2頭はどちらも1番人気だった。反面、内がよくないという前提からスローが頻発し、脚質的には前残り。5~8枠かつ4角3番手以内なら【5-4-2-13】で連対率37.5%、単回収率1620%。外枠の先行が有利だ。

函館芝:内枠有利も
開幕週らしく、やはり内枠有利だった函館芝。14鞍が行われ、馬番1~3番だけで半数の7勝。1枠は単複ともに回収率が100%を超えていた。ただ、逃げ【3-0-1-10】は直線の短い函館にしては微妙で、好位~中団からの差しはそこそこ決まる。また、5枠は【0-0-0-25】と1頭も馬券に絡んでいない。

◆血統
ホッコータルマエ産駒:先週の成績【3-0-1-7】
先週は特に目立った成績の種牡馬もいなかったが、複数勝利があった中で勝率トップのホッコータルマエを取り上げる。3歳限定の1勝クラスから古馬との対戦に替わり、斤量減となったプラチナドリーム(6番人気1着)とシダー(14番人気1着)が穴を開けた。

現役時代の父同様、産駒も完全にダート専門。なんと、まだ中央競馬の芝で勝ち鞍がないが、ダートでは通算でも単回収率123%と妙味抜群だ。キレないタイプが多く、馬券的な狙い時は後方から差し届かずだった次のレース。ダート戦×前走4角10番手以下なら単回収率273%、複回収率136%となっている。

◆特注条件
◎鮫島克駿騎手×1200m以下
◎東京芝×外枠先行



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