【中央競馬】先週6月4,5日のレース傾向総まとめ
SPAIA編集部
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先週の傾向はこれでバッチリ!
今週からは函館競馬がスタート。東京、中京とあわせて3場開催となる。先週末に行われた48レースのデータから、東京と中京の傾向をおさらいしていこう。
◆騎手
レーン騎手:先週の成績【3-3-2-5】
久々の日本競馬に順応してきたか、目に見えて調子が上がっているレーン騎手。鳴尾記念でヴェルトライゼンデを勝利に導くと、安田記念でもサリオスを8番人気3着と好走させた。今回の来日ではダート>芝という成績になっており、先週もダートの4戦は全て馬券圏内だった。
和田竜二騎手:先週の成績【1-6-2-6】
勝ち星は1つに留まったが、日曜中京4~10Rにかけて騎乗機会6連続連対を記録した和田竜騎手。こちらは前述のレーン騎手とは対照的に、本年は芝>ダートという成績。そして先週も芝の4戦全てで馬券圏内だった。
◆脚質・枠順
東京芝:外枠有利
土曜から直線で内を大きく空けての追い比べが目立った東京芝。枠番データを見ても、11鞍で5~8枠が9勝と、圧倒的に外枠が優勢だった。また、上がり最速(タイ含む)をマークした馬は10頭が5~8枠で、1~4枠は2頭だけ。外の方が伸びる。
中京芝:内枠有利
Bコースに替わった初週の中京芝。馬番1~5番が【6-6-9-34】で複勝率38.2%。5番人気以内に限ると同57.1%に上昇し、単回収率154%、複回収率100%だった。内枠有利。反対に外枠で中団以降から差し切ったのは2頭だけ。単勝1.2倍だったボルドグフーシュ(一宮特別)は順当だが、イクスプロージョン(高山S)の内容は高く評価できそうだ。
◆血統
モーリス産駒:先週の成績【1-3-2-4】
複勝率60%、うち芝の1600mでは【1-2-1-0】と好調だったモーリスの産駒たち。中でも東京の新馬戦を勝ったノッキングポイントはラスト3F11.4-11.2-11.1の加速ラップを軽々と差し切り、3馬身差をつける衝撃的なデビューだった。
ちなみにモーリス産駒の通算成績を見ると、芝の新馬戦では連対率23.4%、単回収率145%とよく走っているが、ダートの新馬戦は【0-2-1-30】とまさかの未勝利。これから本格化する2歳戦線で抑えておきたいデータだ。
◆特注条件
◎レーン騎手×ダート
◎東京芝×外枠
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