【中央競馬】先週5月28,29日のレース傾向総まとめ

SPAIA編集部

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先週の傾向はこれでバッチリ!

1回新潟開催が終了し、今週は東京、中京での2場開催となる。先週末に行われた72レースのうち、主に東京と中京の傾向を騎手、脚質・枠順、血統の3項目に分けておさらいしていこう。

◆騎手
戸崎圭太騎手:先週の成績【6-1-4-7】
土曜の東京で6勝の固め打ちを演じた戸崎騎手。ダート戦では【4-0-2-1】複勝率85.7%と暴れ回った。安田記念のカテドラルはさすがに相手関係で劣勢だが、それ以外の特別戦、平場戦ではマークしておきたい。

坂井瑠星騎手:先週の成績【6-2-1-10】
坂井騎手は土日とも中京で騎乗して6勝を加算。6番人気以内で【6-2-1-6】、さらに芝に限れば【4-1-1-2】複勝率75%と好調だった。安田記念ではマイラーズC2着のホウオウアマゾンに騎乗予定。2戦して9着、12着の東京コースに対応できるかが鍵だろう。

◆脚質・枠順
東京芝:内有利
日本ダービーこそ実力上位の外枠2頭がワンツーを決めたが、やはりCコース替わりの恒例通り内枠有利だった。馬番1番は【3-2-0-6】で連対率45.5%。また11戦中6戦で、勝ち馬が1~3番から出た。反対に5~8枠から勝利したのは5頭だが、このうち3頭は4角を2番手以内で回っていた。展開にもよるが、外差しは難しい。

東京ダート:前有利
東京のダート戦は逃げが【4-2-1-6】連対率46.2%。これは直線の長い東京にしては珍しい前残りだった。この傾向は馬場が乾くにつれて強まっていき、土曜メイン以降の8戦全てで4角2番手以内の馬が馬券に絡んでいた。

◆血統
ディスクリートキャット産駒:先週の成績【2-2-3-7】
今週はマイナーどころから。現役時代はアメリカのダート8F・GⅠシガーマイルHなどを制したディスクリートキャット。産駒はダート短距離向きの傾向がハッキリ出ていて、先週のダート・1600m以下では複勝率70%と大活躍だった。

ちなみに通算の産駒成績は左回り>右回りとなっている。父が活躍したアメリカ競馬は左回りが主流のため、その影響があるのかもしれない。

◆特注条件
◎戸崎圭太騎手×ダート
◎東京芝×内枠



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