【中央競馬】先週5月7,8日のレース傾向総まとめ
SPAIA編集部

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先週の傾向はこれでバッチリ!
今週の中央競馬は開催場変わらず、東京、中京、新潟の左回り3場で行われる。先週72レースの傾向を騎手、脚質・枠順、血統の3項目に分けておさらいしていこう。
◆騎手
藤岡康太騎手:先週の成績【5-0-1-12】
週間最多となる5勝を挙げたのが藤岡康太騎手。土日ともに中京での騎乗だった。三方ヶ原Sを8番人気プリマヴィスタで制したほか、京都新聞杯は12番人気リカンカブールで4着。芝のレースでは馬場のいいインコースを通る騎乗が目立っていた。
吉田隼人騎手:先週の成績【0-0-0-11】
ソダシに騎乗する吉田隼人騎手は先週11鞍に騎乗するも4着が最高。これは近年コンスタントに成績を残す吉田騎手にとって珍しい出来事で、5鞍以上騎乗して3着内なしは2020年3月20~22日の3日間開催(8鞍)以来だった。ヴィクトリアマイルまでにリズムを取り戻してくるか、騎乗ぶりをチェックしたい。
◆脚質・枠順
東京芝:やや外差し有利も
土曜と日曜で馬場傾向が変化した東京芝コース。土曜は5戦中、4角3番手以内が4勝。残る1勝は最内を突いた差し。一転、日曜は6戦して6~8枠が5勝。メインのNHKマイルCなど、馬場の真ん中あたりを使った差し比べの様相だった。差しが届くイメージを持ちながらも、Bコース替わりの影響にも注意しておきたい。
中京芝:内前かなり有利、超高速
開幕週で日本レコードが連発した中京の芝。逃げは【2-3-3-4】単回収率1790%という信じがたい数字。とにかく内、前が有利で、4角7番手以下は【0-1-3-56】と大苦戦。差すには京都新聞杯(アスクワイルドモア)のように内を回る選択肢しかなく、極めてトラックバイアスの大きい状態だった。
◆血統
エピファネイア産駒:先週の成績【4-3-0-26】
もともとダートはサッパリという種牡馬だが、先週はその傾向通り好走全てが芝のレース。芝【4-3-0-17】で、土曜中京6レースを単勝156倍のタガノフィナーレが逃げ切るなど、単回収率772%、複回収率242%をマークした。
なんといっても今週はヴィクトリアマイルにデアリングタクトを送り込む。父の好調に乗って、復帰戦を勝利で飾れるか。
◆特注条件
◎中京芝×逃げ
◎エピファネイア産駒×芝
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