【兵庫CS】池添謙一騎手騎乗のブリッツファングが8馬身差V 1番人気ドライスタウトは4着

SPAIA編集部

2022年の兵庫チャンピオンシップを8馬身差で勝利したブリッツファングと池添謙一騎手,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

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直線は突き放す一方

5月4日に園田競馬場で行われた兵庫チャンピオンシップ(JpnⅡ・ダート1870m)。勝利したのは池添謙一騎手騎乗の3番人気ブリッツファング、4角先頭から後続に8馬身差をつける圧勝だった。2着にはノットゥルノ、3着にはコンシリエーレが入り、断然の1番人気に支持されたドライスタウトはスタートで躓き4着という結果に終わった。

2022年の兵庫チャンピオンシップ,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

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ゴールデンウィーク中ということもあり、前売りの入場券5000枚は完売。多くのファンが詰めかけた中で行われた3歳馬たちによる戦い、兵庫チャンピオンシップを勝利したのは、池添謙一騎手騎乗の3番人気ブリッツファングだった。

抜群のスタートとはいかなかったブリッツファングだったが、1周目の3角で3番手に取りつき、好位からレースを進める。前に目を移すと地元兵庫のバウチェイサーとレーン騎手騎乗のコンシリエーレが馬体を併せて正面スタンド前を通過して行った。

しかし2周目の向正面に差しかかるとコンシリエーレがペースアップし、バウチェイサーは苦しくなって後退。すると今度はブリッツファングが外からコンシリエーレに並びかけ、4角で先頭へ。

2022年の兵庫チャンピオンシップを8馬身差で勝利したブリッツファングと池添謙一騎手,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

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直線に入ると後続を突き放す一方で最終的につけた着差は8馬身。勝ちタイム2:01.4の圧勝劇だった。UAEダービーを勝利し、今週末のケンタッキーダービーに挑戦するクラウンプライドに続き、ヒヤシンスS敗退組からまたしても重賞ウィナー誕生となった。

2022年の兵庫チャンピオンシップを8馬身差で勝利したブリッツファングと池添謙一騎手(写真中央右),ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

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スタートで躓く不利

2着には道中5、6番手追走で2周目向正面から徐々に進出を開始していった武豊騎手騎乗のノットゥルノ。ブリッツファングには離されたものの、ゴール前でコンシリエーレを交わして3/4馬身差をつけた。

2022年の兵庫チャンピオンシップに出走し4着のドライスタウトと戸崎圭太,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

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3連勝で前走の全日本2歳優駿を勝利し、単勝1.8倍の1番人気に支持されたドライスタウトは3着コンシリエーレから9馬身離された4着まで。スタートで大きく躓く致命的な不利があり、そこから先行グループの一角に取り付いたものの、2周目4角手前ではすでに苦しくなってしまった。


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