【NHKマイルC】めっぽう強い「前走2着馬」 ローテーションに見られる特徴は

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近年は顕著な傾向

2022年5月8日に行われるNHKマイルカップ。ダノンスコーピオン、ジャングロ、プルパレイの前哨戦勝ち馬3頭が顔をそろえ、そこに皐月賞や桜花賞からの転戦組、朝日杯FSから直行のセリフォスなどが加わる。今年に限った話ではないが、バラエティ豊かなメンバーとなった。ローテーションに見られる特徴を分析していこう。

NHKマイルC過去10年の優勝馬ローテーション,ⒸSPAIA



過去10年で最多3頭の勝ち馬を送り出すのがニュージーランドT組。ただし54頭という圧倒的な出走頭数を考えれば強調はしづらく、2勝の皐月賞、桜花賞組や、3頭で【1-0-1-1】の弥生賞組、すなわち「クラシック狙いから目先を変えてきた勢力」がベターな印象だ。

また、直近のもっと短い期間で見ると前走着順別成績にも偏りが出ている。具体的には、「前走2着」の馬が近4年で【3-2-3-4】複勝率66.7%と大暴れ。セリフォス、ソネットフレーズ、タイセイディバイン、マテンロウオリオンが該当する。

これと対照的に「前走1着」は近6年で【0-0-0-26】、まさかの全滅。ジャングロ、ダノンスコーピオン、プルパレイ、セイクリッドの4頭から、悪い流れを変える馬が出てくるだろうか。



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