【天皇賞(春)】前年の有馬記念好走馬が堅実 ローテーションに見られる特徴は
SPAIA編集部
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有馬記念がキーに
2022年天皇賞(春)はディープボンド、タイトルホルダー、テーオーロイヤルが勢ぞろい。阪神大賞典、日経賞、ダイヤモンドSという各前哨戦の勝ち馬が顔を合わせることとなった。ローテーションに見られる特徴を分析していこう。
すっかり使われなくなった大阪杯ローテ、間隔を空けた臨戦過程で連覇した異端のフィエールマンなど、過去10年の勝ち馬は前走がさまざま。共通項を探すと、うち6頭は前年の有馬記念に出走していた。有馬記念1着馬は【0-0-1-3】と微妙だが、同2~5着馬は【5-3-1-4】複勝率69.2%と信頼度抜群。ディープボンド、タイトルホルダーはどちらも堅そうだ。
また、前年の有馬記念組が複数出走したケースは、その最先着馬が【3-2-2-2】。強いて甲乙つけるなら5着タイトルホルダーより、2着ディープボンドの方を上にとりたい。
1986年以降まで広げて前走別成績を見ると、テーオーロイヤルのダイヤモンドSが【0-1-0-21】と不振。面白いのは京都記念。京都記念がハンデ戦だった時代を除けば【2-1-2-8】複勝率38.5%。タガノディアマンテの一発があっても驚けない。
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