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【皐月賞】「初の右回り」でもダノンベルーガ最有力 ローテーションに見られる特徴は

2022/04/17 09:00
SPAIA編集部
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初の右回りでもOK

2022年4月17日に行われる皐月賞。今年は東スポ杯、京都2歳S、朝日杯FS、ホープフルS、京成杯、共同通信杯、きさらぎ賞、弥生賞、スプリングS、そして若葉Sの勝ち馬が一堂に会する超豪華メンバーとなった。初顔合わせも多く力関係が読みづらいこのレース、ローテーションを切り口に探っていこう。

過去10年の皐月賞勝ち馬ローテーション,ⒸSPAIA



皐月賞といえば、数年前に躍進した「共同通信杯ローテ」が有名。もともと共同通信杯から直行というのは1980年代まで遡っても勝ち馬不在のローテだったが、12年ゴールドシップを端緒に5年で4勝。少々空いて、昨年またエフフォーリアがここから優勝した。

今年はその勝ち馬ダノンベルーガが出走予定。東京で2戦2勝、初の右回りへの対応が焦点とされる。ところが、過去20年の皐月賞(東京開催の11年を除く)で、「キャリア2戦以上の右回り未経験馬」は【2-0-0-0】。同じ共同通信杯組の14年イスラボニータ、15年ドゥラメンテが優勝している。

ドゥラメンテの場合は4角で膨れて他馬に迷惑をかけながら、余りある能力で突き抜けたもの。馬自身は初の経験に戸惑う可能性もあるが、それが必ずしも着順に影響するかは別問題。データ上は積極的に買ってよしといえるだろう。



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