【中央競馬】先週4月9,10日のレース傾向総まとめ

SPAIA編集部

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先週の傾向はこれでバッチリ!

今週からは中山、阪神に加え、地震の影響で開幕が遅れた福島競馬もスタート。まずは先週末に行われた48レースの傾向を騎手、脚質・枠順、血統の3項目に分けておさらいしていこう。

◆騎手
川田将雅騎手:先週の成績【5-0-2-2】
桜花賞では狭い馬群を捌き切る見事な騎乗を見せ、7番人気スターズオンアースを優勝に導いた川田将雅騎手。土曜には落馬のアクシデントもあったが、大事には至らず5勝、3着2回の固め打ちを演じた。皐月賞ではダノンベルーガに騎乗予定。

田辺裕信騎手:先週の成績【1-1-5-5】
勝ち星は1つだけだったが、3着が多く複勝率58.3%の高打率となった田辺裕信騎手。1番人気への騎乗はなく人気薄中心でこの成績とあり、複勝回収率は319%だった。弥生賞ディープインパクト記念の勝ち馬アスクビクターモアで自身6年ぶりのGⅠ制覇を狙う。

◆脚質・枠順
中山芝:外枠、先行有利
中山の芝コースでは9レースが施行。勝ち馬は全て4角5番手以内で通過しており、差し勢受難の傾向だった。枠順では1枠【0-1-0-13】など内がイマイチで、総じて外優勢。皐月賞と同じ内回りの5戦では7、8枠が6連対。やはり外枠の先行勢に利がありそうだ。

阪神芝:内枠有利
2月からのロングラン開催ながら、いまだに内が良好な阪神芝。Bコースに替わった先週は1~3枠が複勝率38.1%と好調だった。ただし逃げ切りは一度もなく、内目好位からの抜け出しが理想。「1~3枠かつ4角2~5番手」の馬は【3-5-3-11】、複勝率50.0%をマークしている。

◆血統
ディープインパクト産駒:先週の成績【2-3-5-8】
桜花賞では唯一の産駒パーソナルハイが17番人気6着と健闘したディープインパクト。複勝率55.6%と好成績だった。残された産駒の数からして最後の出走となるかもしれない皐月賞には、キラーアビリティら3頭を送り込む。ディーマジェスティ、アルアイン、コントレイルに続く4勝目を挙げることはできるか。




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