【大阪杯】年3走目が鬼門のジャックドール ローテ面はエフフォーリア、レイパパレに軍配

SPAIA編集部

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使い込まれた馬は不振

今週の日曜日には阪神競馬場で大阪杯が行われる。有馬記念1着からの直行となるエフフォーリアに、条件戦を一つずつステップアップしてきた金鯱賞勝ち馬ジャックドールが挑む。同じ金鯱賞組レイパパレやポタジェ、香港C以来の実戦となるヒシイグアスなども集結。ローテーションに見られる特徴を探っていこう。

大阪杯過去10年の優勝馬ローテーション,ⒸSPAIA



GⅡ時代を含む過去10年、勝ち馬はいずれもこれが年内初戦か、ひと叩きされて2走目という臨戦過程。年内既に2戦以上を消化していた馬は【0-2-0-30】と苦戦している。今年は白富士Sと金鯱賞を走ったジャックドールがこのデータに引っかかる。

むしろ、金鯱賞2着レイパパレの「前年のGⅠ→GⅡを1度叩いて本番」の方が好印象。18、19、20年勝ち馬と同じ使い方だ。別定戦で斤量2キロ不利だった前走だけでジャックドールとの勝負付けがついたと見るには早計。逆転もありえるだろう。また、エフフォーリアの「有馬記念から直行」は【2-2-2-8】。その有馬記念で8着以下に大敗していた4頭を除くと、複勝率は60%まで上昇する。“鬼門”といえる年3走目で臨むジャックドールに、このGⅠ馬2頭が高い壁として立ちはだかりそうだ。



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