【ドバイWCデー】「落ち着いていて楽しみ」 ステラヴェローチェ、ヴェローチェオロはM.デムーロ騎手騎乗で追い切り

三木俊幸

日本馬2頭の追い切りに騎乗したミルコ・デムーロ騎手,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

7時からのグループでは5頭の日本馬が登場

昨年に引き続き、約12時間のフライトを経てドバイワールドカップデー取材のため、ドバイのメイダン競馬場へとやってきた。

23日(水)の早朝に到着し、そのまま競馬場へ直行したものの、第1グループの日本馬の調教は5時過ぎに行われるため間に合わず。ハロー明けの7時からのグループでステイフーリッシュ、バスラットレオン、エントシャイデンの矢作芳人厩舎3頭に加え、セキフウが一緒に馬場入り。そこにヴェローチェオロを加えた5頭が調教を行った。

このグループで最初に追い切ったのはヴェローチェオロ。芝コースでM.デムーロ騎手が騎乗。最初のグループでステラヴェローチェの追い切りにも騎乗したデムーロ騎手は次のようにコメントした。

芝コースで追い切ったヴェローチェオロ,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)



「2頭とも調子はいいです。芝は水も撒いていたので、思っていたよりは重い感じでした。やりすぎると疲れるので、そんなに強い調教は必要なかったと思います。どちらも落ち着いていますし、楽しみです。良い結果を出したいです」

ステイフーリッシュはルメール騎手が騎乗

続いてダートコースでは3頭の追い切り。直線でバスラットレオンがやや先行し、その外にセキフウとステイフーリッシュが追走するという形で続いて駆け抜けた。

ダートコースで追い切った日本馬3頭,ⒸSPAIA

ダートコースで追い切ったバスラットレオン,ⒸSPAIA

ダートコースで追い切ったセキフウ,ⒸSPAIA

ダートコースで追い切ったステイフーリッシュ,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


バスラットレオンにはルーキーの鷲頭虎太騎手、ステイフーリッシュにはルメール騎手がそれぞれ騎乗していた。

パイルドライヴァーは芝コースで単走

芝コースでヴェローチェオロが追い切りを行なったすぐ後に、ドバイシーマクラシックに出走するパイルドライヴァー(イギリス)が単走で追い切られた。昨年の香港ヴァーズ2着という成績もあり、日本馬のライバルとなりそうだ。

ドバイシーマクラシックに出走するパイルドライヴァー,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


ドバイワールドカップに出走予定のホットロッドチャーリー(アメリカ)は先述の日本馬5頭が馬場を後にしてから登場。ダートコースのやや内目を駆け抜けていった。

ドバイワールドカップに出走するホットロッドチャーリー,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


日本馬や外国馬の調教の様子については明日以降にもできる限り紹介していきたい。

ライタープロフィール
三木俊幸
編集者として競馬に携わった後、フリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場を飛び回りつつ、ライターとしても執筆している。



《関連記事》
【高松宮記念】本命はメイケイエールとグレナディアガーズの2択! レシステンシア消しで爆穴馬にもチャンス?
【高松宮記念】好データは「前走1着」「阪急杯組」など GⅠ制覇へ、機は熟したダイアトニック
【高松宮記念】レシステンシア中心もグレナディアガーズの可能性とメイケイエール、ナランフレグの適性にかける!

おすすめ記事