【中央競馬】先週2月26,27日のレース傾向総まとめ

SPAIA編集部

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先週の傾向はこれでバッチリ!

先週をもって冬の小倉開催が幕を下ろし、今週は中山、阪神の2場開催となる。先週末に行われた72レースのうち主に中山と阪神の傾向を騎手、脚質・枠順、血統の3項目に分けておさらいしていこう。

◆騎手
三浦皇成騎手:先週の成績【2-2-3-5】
3着内率58.3%と好調だったのが関東の三浦皇成騎手。土曜の1レース、8番人気バーリンキャップで10馬身差の圧勝を収めると、その後も伏兵で馬券圏内に健闘するシーンが目立った。中山替わりにいち早く対応できたようで、今週の騎乗ぶりにも注目したい。

横山武史騎手:先週の成績【1-4-1-11】
リーディング上位陣の中で、いまいちエンジンがかかり切らなかったのは横山武史騎手。土曜は8~11レースまで1、1、2、1番人気でいずれも着外に敗れるなど、土日18鞍で単勝人気より上の着順が1度もなかった。チューリップ賞ではナミュールに騎乗予定。関西遠征で流れを取り戻せるか。

◆脚質・枠順
中山芝:1枠やや有利
1回中山をCコースで開催し、今開催は仮柵を除いてAコースでの開幕。セオリー通りならラチ沿いに馬場の良好な部分、いわゆる「グリーンベルト」ができるのだが、芝9戦での勝利数は1~4枠が4勝、5~8枠が5勝。さほど大きな差が出なかった。とはいえ、1枠【2-1-3-7】複勝率46.2%はやはり上々。程度はともかく、有利なことは間違いない。

阪神ダート:外前有利
芝ダートとも堅い決着が中心だった阪神。脚質や枠順にハッキリ傾向が出たのはダートで、4角4番手以内の馬が【13-9-9-47】(15レース)と上位馬の大半を占めた。このうち、6~8枠に限ると【6-7-3-13】で複勝率53.6%まで上昇。外枠からの先行が勝利の方程式だ。

◆血統
ロードカナロア産駒:先週の成績【10-3-3-33】
2位(ディープインパクト、ルーラーシップ、ハーツクライの4勝)に6勝差をつけ、断トツの“週間リーディング”となったロードカナロア。中山の芝レースで【3-0-1-3】と活躍した。土曜の中山メイン・オーシャンSには4頭の産駒が登録している。

◆特注条件
◎阪神ダート×外枠の先行馬
◎ロードカナロア産駒×中山芝



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