【AI予想回顧】中山記念は大逃げのパンサラッサが勝利! AI本命馬の結果を振り返る

SPAIA編集部

イメージ画像,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

1000m通過が57.6の大逃げ

2月最後の週末となった27日(日)、中山競馬場では中山記念(GⅡ・芝1800m)、阪神競馬場では阪急杯(GⅢ・芝1400m)が行われた。AI予想エンジンKAIBAの予想結果はどうだったのか振り返っていく。

中山記念でAIが本命に推奨したのはアドマイヤハダル。「4歳」「前走2000m」「前走上がり2位」という好データに該当していた。

ハナを切ったのは2走前の福島記念を大逃げで逃げ切ったパンサラッサ。今回も12.7-11.2-11.3-11.1-11.3(57.6)とハイラップを刻み、馬群は縦長でレースが流れていく。

3角を迎えても11.5-11.6とペースは落ちず、後続との差は5馬身ほどに広がっていく。そのままリードを保って直線へと向き、残り200mに差し掛かっても後続との差は縮まらず、最後は2馬身半差をつけて逃げ切った。

イメージ画像,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


6番手あたりからレースを進めたアドマイヤハダルも前を必死に追ったが、その差はなかなか縮まらず。ゴール前では逆に4角9番手から伸びてきたカラテに交わされてしまい3着。カラテは3番手に推していたものの、パンサラッサは無印で予想的中とはいかなかった。

スムーズなレース運びとはいかず

高松宮記念の前哨戦、阪急杯。AIは「6歳牡馬・セン馬」「前走0.3〜0.5秒差負け」「前走4着」といずれも高回収率を誇るデータに当てはまっていたグルーヴィットが本命だった。

抜群のスタートを決めたダイアトニック。そこに並びかけていったグルーヴィットだったが、そこに外から一気にモントライゼやヴィジュネルが上がっていき、2番枠スタートで内にいたグルーヴィットは中団までポジションを下げる形となってしまう。

4角手前で鞍上の団野大成騎手の手が動き始めて追い上げを図ったが、全体的にスムーズなレース運びとはいかず7着という結果だった。

勝利したのはダイアトニック。3番手に控え、直線では最内の狭いスペースをこじ開けるように割ってくるとそのまま押し切り、2年前の函館スプリントS以来となる重賞3勝目をあげた。

クビ差の2着に入ったトゥラヴェスーラは4角12番手からダイアトニックの直後を通る形でロスなく伸びた。久々のレースだったが、地力の高さを見せたレースだったと言える。

そこから2馬身差の3着にはサンライズオネストが入り、直線では内を通った馬たちが上位を占める形に終わった。

《関連記事》
【弥生賞】2歳王者ドウデュースが中心! 可能性秘める逆転候補はリューベック
【チューリップ賞】好走候補はサークルオブライフ、ウォーターナビレラ、ステルナティーア カギはナミュールの取捨
【オーシャンS】超がつく大混戦! 一歩リードは5歳勢も逆転ならファストフォース

おすすめ記事