【AI予想回顧】秋華賞はアカイトリノムスメが母子制覇達成! 牝馬限定重賞2レースの予想は的中となったのか?

SPAIA編集部

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アールドヴィーヴルは先行策も7着

先週末に行われた重賞レースは3歳牝馬クラシック最終戦の秋華賞(GⅠ・芝2000m)とエリザベス女王杯の前哨戦、府中牝馬S(GⅡ・芝1800m)。AI予想エンジンKAIBAはこれら2レースの予想を的中させることができたのだろうか。

土曜日の夜からレース当日の朝にかけて降った雨の影響で、稍重発表で迎えた秋華賞当日の阪神競馬場。しかし、1レース開始前には青空が広がるとともに強風が吹き荒れたこともあり、良馬場でのレースとなった。

AIの本命はアールドヴィーヴル。「父キングカメハメハ×母父ディープインパクト」という血統は阪神芝2000mで相性抜群の成績を残している点に期待した。そのアールドヴィーヴルは予想に反して先行する競馬を選択。エイシンヒテン、ソダシを見る形の3番手をキープしてそのまま直線に向き、追い出されたものの伸びを欠いて7着に敗れた。

レースは残り200mで前を飲み込む形で先頭に立った4番人気のアカイトリノムスメ。残り200m過ぎで先頭に立つとそのまま押し切り、半馬身差で勝利。母アパパネと母子で秋華賞制覇となった。

2着は2番人気のファインルージュ、3着は3番人気アンドヴァラナウトと上位勢での決着だったが、1番人気のソダシが10着に大敗したことによって3連単26,410円で決着した。

シャドウディーヴァが待望の重賞初制覇

朝から昼過ぎにかけて雨が降った東京競馬場だったが、馬場状態に影響はなく府中牝馬Sは良馬場で行われた。AIは「7枠」「社台ファーム生産」「前走から斤量2キロ減」という好データに該当する4歳馬マジックキャッスルが本命だった。

レースはローザノワールが逃げ、2番手にアンドラステという隊列。そしてマジックキャッスルは内ラチ沿いの10番手を追走する形となった。直線では内から2頭目のコースを通って坂を駆け上がってきたものの、残り300m過ぎで早くも手応えが悪く、勝ち馬から1.2秒差をつけられた15着。前走クイーンSから中10週という間隔で出走し、馬体重は+10kgの444kg。本番に向けて余裕残しの馬体だったとも言えるが、全くいいところがなかった。

勝利したのは4番人気に推されていたシャドウディーヴァ。4角14番手という位置どりで、残り200m地点でも前との差があったものの、上がり33.1の末脚を繰り出しゴール前で一気に差し切るレースぶり。これまで重賞では2着3回、3着2回とあと一歩届かないというレースが多かったが、待望の重賞初制覇を飾った。

2着アンドラステは早め先頭からそのまま押し切るかと思われたが、ゴール直前で交わされる悔しいレースだったと言える。3着争いも横に3頭が並ぶ接戦となったが、マルターズディオサがクビ差で3着に入るという結果に終わった。

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