【スパーキングレディーカップ】ダートグレード勝ち馬が近10年6勝 アピーリングルックに複数の好材料

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夏のダートマイル女王決定戦
8日(水)、スパーキングレディーカップ(ダート1600m・JpnⅢ)が川崎競馬場で実施される。昨年末の名古屋大賞典をコースレコードで快勝したアピーリングルックをはじめ、今回と同舞台の全日本2歳優駿で2着に入ったタマモフリージア、芝重賞・函館スプリントステークスの勝ち馬カピリナ、昨年のマリーンカップを完勝した船橋のプラウドフレールなど、JRAと地方馬から実績馬が顔を揃えた。
まずは予想の前に過去10年のレース傾向を振り返っていく。


人気別では、1番人気が【5-2-1-2】と勝率、連対率、複勝率の全てでトップ。2番人気は【3-1-1-5】、3番人気は【1-2-3-4】など、連対馬20頭中17頭が4番人気以内だった。

所属別では、JRA勢が8勝を含む14連対(栗東11、美浦3)と大きくリード。地方馬は大井が2勝を含む5連対、浦和が1連対だった。

年齢は5歳馬が5勝を含む10連対でトップ。4歳馬が6連対で、以下は6歳馬が2連対、3歳馬と7歳馬が各1連対と続く。
実績面では連対馬20頭中14頭にダート1600mでの勝利歴があった。ほか、勝ち馬10頭中5頭には、過去1年以内のダートグレード1着、もしくはJpnⅠで3着以内の実績があった。連対馬20頭の脚質では【逃げ4 先行12 差し3 追込1】と先行馬の活躍が目立っている。

アピーリングルックが重賞2勝目を決める
◎アピーリングルック
美浦所属の5歳馬。昨年12月の名古屋大賞典では斤量差の恩恵があったといえ、コースレコードで牡馬を撃破し、力を示した。クイーン賞4着、エンプレス杯5着と、ここ2戦は結果が出ていないが、ダート1600mは【1-1-1-0】と適性が高い。
前章で挙げた年齢や実績面の好データに合致する点が多く、加えてダートグレード勝ち馬は過去10年で6勝をマークしている。良績ある距離に替わっての巻き返しへ期待は大きい。
◯タマモフリージア
昨年のJBC2歳優駿を制し、続く全日本2歳優駿でも2着に好走した3歳世代の実績馬。前走の関東オークスは4着に敗れたが、休み明けのぶん手応えが悪く、距離も少し長かった印象だ。
1600mで勝利実績こそないが、今回と同舞台の全日本2歳優駿でクビ差の勝負を演じたように距離短縮はプラスに働きそう。使った上積みも見込め、年長馬との初対戦でも斤量差を生かせれば好勝負に持ち込める。
▲ホーリーグレイル
2走前のクイーン賞は、初めての古馬牝馬ダートグレードながら5着に善戦。続くしらさぎ賞では、外々を回らされる厳しい展開でも0秒4差と大崩れしておらず、パワーアップがうかがえる。
1600mでの勝利実績があり、地元川崎は3戦2勝と得意舞台。過去10年で川崎所属馬は連対歴がないものの、好相性の地元なら展開ひとつで上位に進出できる。
ほか、船橋のプラウドフレールは昨年のマリーンカップ制覇を含め、重賞4勝の実績馬。地方の牝馬としてはトップクラスの実力を誇る。近走は強敵相手だったこともあり、自分の競馬ができていないが、リズムよく先行できれば通用する力があるだけに注意したい。
カピリナは約2年2カ月ぶりのダート参戦となるが、昨年の函館スプリントステークスをコースレコードで制したスピードの持ち主。ダート1600mは初めてだが、芝1600mで勝利実績があることからこなせる下地はあるはず。コースを熟知している戸崎圭太騎手とのコンビ復活は心強く、初の地方ダートをこなせれば上位に加わってもいい。
タガノミストは前走の栗東S(L)を前半3ハロン33秒4のハイラップを刻んで、しぶとく逃げ切った。初の1600mがポイントになるが、2走前に1700mをこなしていることから対応は可能だろう。
大井のマーブルマカロンは前走のしらさぎ賞で10着に敗れているが、スタート後に挟まれ、外々を回されるなどロスが多かった。昨年のスパーキングレディーカップでは4着と好走しており、スムーズに立ち回れれば上位に浮上してもおかしくない。
《ライタープロフィール》
菊池 敬太
サンケイスポーツで南関東競馬を中心に予想とコラムを掲載。近況のレース内容や傾向、データのほか、現場取材などで集めた情報をもとに高配当を狙っている。
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