91勝のC.ルメール騎手がトップで上半期を終える 岩田望来騎手は月間最多の12勝を記録【6月終了時の騎手リーディング】

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
騎乗した6日間全てで勝利
先週末で上半期の開催が終わった。騎手成績を振り返るとC.ルメール騎手が91勝をマークしてトップで折り返し、6月6日から28日までの開催8日間の集計では2→2→2→2→1→2→0→0と11勝を上積みした。最終週は騎乗がなかったが、騎乗した6日間は全てで勝利し、月間勝率28.2%、複勝率は53.8%を記録している。
なお、今夏は6月27日から約1ヶ月夏休みを取り、7月25日にイギリス・アスコット競馬場で行われるキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSでマスカレードボールに騎乗する予定となっている。その後もヨーロッパで騎乗する可能性があり、JRAでの騎乗は8月22日からとなる見込みだ。
2位は75勝の岩田望来騎手。6月は2→1→2→1→0→2→2→2と5日間で複数勝利をあげるなど、月間最多となる12勝をマークした。人気別の成績では「3番人気」で【5-0-3-3】と最も多くの勝利をあげ、単回収率237%、複回収率143%を記録。月間を通じても単回収率168%という数字を残した。
その一方で21日の阪神競馬では斜行による制裁を受け、7月4日から19日まで開催6日間の騎乗停止となっている。

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
松山弘平騎手はローカル開催で調子が上向き
3位は松山弘平騎手。日別の成績は0→1→2→0→0→0→3→2、月間8勝に終わったが、クラス別では「新馬戦」で【3-1-1-6】と好成績を残した。加えて、本格的なローカル開催が始まった6月最終週は5勝をあげるなど調子は上向き。過去2年は夏の小倉開催リーディングを獲得するなど、夏男ぶりを発揮している。
ここまで年間成績は63勝、2位とは12勝差ついているが、ルメール騎手は不在で岩田望来騎手も騎乗停止という状況からもどこまで上に迫ってくるのか注目だ。
4位争いは56勝で2人が並んだが、2着数が2回上回った川田将雅騎手がランクイン。6月は0→2→3→0→1→1→0→2という成績で月間9勝を記録。特に「福永祐一厩舎」の馬に騎乗したケースで【2-0-2-0】単回収率115%、「杉山晴紀厩舎」は【2-0-0-0】単回収率315%と好成績を残した。
形のうえでは5位へと順位を下げてしまった横山武史騎手。6月は1→0→1→0→0→3→1→1という成績で月間7勝だったが、そのうち5勝は函館競馬場でのもの。北海道開催では毎年好成績を残しているだけに、今年も夏場に多くの勝利を積み重ねてくれそうだ。
2週連続GⅠ制覇で賞金ランキング3位
またリーディングは10位、40勝という成績ながら、武豊騎手は賞金ランキングでは1,715,984,000円を獲得して3位にランクイン。5月終了時点の5位からさらに順位を押し上げている。
6月はシックスペンスで安田記念を制し、翌週にはレース直前に豪雨による恩恵を受け、宝塚記念をメイショウタバルとのコンビで連覇。2週連続でGⅠ制覇を果たし、存在感を見せつけた。夏競馬でも多くのファンを魅了する騎乗を期待したい。

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
《ライタープロフィール》
三木俊幸
編集者を経てフリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場でレースシーンを撮影しながら、執筆活動も行っている。
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