【ブリリアントカップ展望】重賞3勝馬スワーヴアラミスが大井で躍動

2023-04-20 06:00:55SPAIA編集部
2023年ブリリアントカップに出走するスワーヴアラミス,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

大井記念に向けて

2023年4月20日に大井競馬場で行われるブリリアントカップ(SⅢ・ダート1800m)。春の南関古馬中距離戦線、大一番の大井記念に向けたステップレースだ。今年は元・JRA所属の重賞馬と、クラシックシーズンから南関東を沸かせてきた実力馬たちが激突する構図で15頭がエントリーした。

最有力はスワーヴアラミスと見る。JRA所属時にはマーチS、エルムS、東海Sと重賞を3勝した実績馬。大井・荒山厩舎移籍後、2度の好走はいずれも川崎でのものだが、不器用なタイプゆえに本来は広い大井コースが合うはずだ。昨年冬の勝島王冠では59キロを背負って0.9秒差5着。同じ舞台でも今回は57キロで出走でき、チャンスは拡大する。

報知グランプリカップを制したギガキングは本格化著しいキングヘイロー産駒。昨秋は交流重賞戦線に挑戦して跳ね返された形だが、南関東馬どうしの一戦なら力上位は明らかだ。ただし大井コースは【0-0-0-4】と不得手で、左回りがベターな馬。自身の適性としては前走より難しい。

ほか、前走の金盃はハイペースの逃げで大敗したものの大井実績は確かなランリョウオー、展開待ちだが末脚堅実なマンガン、中央OP2勝のデュードヴァンなども有力候補だ。



《関連記事》
【地方競馬対談】JRA・安田隆行調教師が語る! JBCスプリント連覇に挑むレッドルゼルへの期待と、川田将雅騎手の意外な一面とは?
【地方競馬対談】森泰斗騎手と語る! 南関東でトップを走り続ける原動力、船橋の砂厚、そして日本テレビ盃
【地方競馬対談】JRA・森秀行調教師と語る! 「ダート三冠革命」と地方所属騎手、そしてクラスターC