【ユングフラウ賞展望】2歳女王不在の一戦はマカゼが中心
2023-02-15 06:00:36SPAIA編集部
ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
桜花賞の前哨戦
2023年2月15日に浦和競馬場で行われるユングフラウ賞(SⅡ・ダート1400m)。来月に開催される桜花賞(浦和)に向けた前哨戦だ。東京2歳優駿牝馬を勝ったメイドイットマムこそ中央のクイーンCに挑戦したため不在だが、才能あふれる12頭の若き乙女たちが出走する。
混戦模様だが、ローレル賞を逃げ切ったマカゼが中心と見る。東京2歳優駿牝馬は6着に敗れたが、初の遠征・右回りという条件でこの結果ならば悪くない。そこで先着を許したサーフズアップらとの再戦になるが、浦和の1400mなら脚質的なアドバンテージはこちらにある。再逆転可能と見る。
地元浦和のアトカラツイテクルはURAWAなでしこオープンを快勝。強気に先手を主張し、後ろからピッタリとついてきたデザートウインド、ポーチュラカを真っ向勝負で振り切って2馬身半差をつける内容だった。大敗した東京2歳優駿牝馬は砂を被る競馬でズルズルと後退してしまったもので、決して力負けではない。人気の盲点になるなら面白い。
以下、ローレル賞2着、東京2歳優駿牝馬3着と世代上位を争ってきたサーフズアップ、初の左回りが課題も準重賞勝ちが光るハーンドルフなども有力だ。果たして桜前線の最先端を駆け抜けるのはどの馬になるだろうか。
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