【ハイセイコー記念展望】ポリゴンウェイヴが左海誠二騎手のコンビでSⅠ獲りへ

2022-11-16 06:00:46SPAIA編集部
イメージ画像,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

左海誠二騎手、最後のSⅠ騎乗で

2022年11月16日に大井競馬場で行われるハイセイコー記念(SⅠ・ダート1600m)。1970年代に大井でデビューし、中央移籍後に皐月賞制覇などの活躍を収めた名馬・ハイセイコーの名を冠した2歳重賞だ。SⅠに格上げされた初年度にあたる、おととしの1着馬アランバローズ、そして昨年3着馬カイルは翌年の東京ダービーを制覇。世代トップクラスの素材が集まる一戦となっている。

中心はポリゴンウェイヴ。ホッカイドウ競馬の能力検査でぶっちぎりの1位入線を収めて話題を集めると、その前評判通り重賞戦線でもここまで3着、3着、2着と活躍。前走のゴールドジュニアは前後半34.2-38.6というハイペースでさすがに踏ん張り切れなかったが、内回りに替わるのは脚質的にプラスだろう。鞍上は左海誠二騎手。調教師試験合格のため11月末での引退が発表されており、これが最後のSⅠ騎乗となる。

そのポリゴンウェイヴを前走で破ったリベイクフルシティはここまで4戦全勝。控えて砂を被る形も、内回り1600mのコースも経験しているのはアドバンテージ。弱点らしい弱点は現状見せておらず、引き続き好勝負が可能だ。

以下、前走は2着ながら直線で一旦は抜け出す場面を作ったトワシュトラール、サトノダイアモンド産駒のナチュラルターン、2度目の右回りで進境が見込めるサムタイムアゴーなども有力。来春の主役候補に名乗りを挙げるのはどの馬か、熱戦に期待だ。

《関連記事》
【地方競馬対談】JRA・安田隆行調教師が語る! JBCスプリント連覇に挑むレッドルゼルへの期待と、川田将雅騎手の意外な一面とは?
【地方競馬対談】森泰斗騎手と語る! 南関東でトップを走り続ける原動力、船橋の砂厚、そして日本テレビ盃
【地方競馬対談】JRA・森秀行調教師と語る! 「ダート三冠革命」と地方所属騎手、そしてクラスターC