【平和賞展望】重賞馬と接戦歴のあるサベージが中心

2022-10-26 06:00:41SPAIA編集部
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ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

東京ダービー馬やJpnⅠウィナーを輩出

2022年10月26日に船橋競馬場で行われる平和賞(SⅢ・ダート1600m)。ハイセイコー記念や全日本2歳優駿へとつながる2歳重賞で、18年の勝ち馬ヒカリオーソは翌年の東京ダービー馬になり、19年のヴァケーションは連勝で全日本2歳優駿を制した。今年はホッカイドウ競馬からの遠征馬2頭を含む11頭で争われる。

注目は大井所属で3戦2勝のサベージ。前走はスローペースとはいえラスト12.3-12.2の流れを差し切る好内容で勝利。唯一の敗戦となった前々走は、のちに4戦無敗で重賞を勝つリベイクフルシティとクビ差の2着。対戦比較からは重賞級といっていい。右回りの地元・大井ではコーナリングでやや膨れる面を見せており、初コースだが左回りの船橋でパフォーマンスを上げる可能性はありそうだ。

ハーモニーロワは逃げ切りで2戦2勝。特に前走は馬なりでハナに立つと、持ったままの手応えで直線に向き、最後は後続を突き放しての6馬身差V。他馬に絡まれたときにどうなるかは懸念材料だが、スピードはなかなかのものがある。

以下、遠征組のグロリオサやプルタオルネ、出遅れながらも後の重賞馬(ヒーローコール)を差し切った前走が秀逸なメイクアストーリーなども相手候補だ。



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