【マイルグランプリ展望】JpnⅠ馬撃破で勢いに乗るスマイルウィが中心
ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
豪華メンバー12頭
2022年7月27日に大井競馬場で行われるマイルグランプリ(SⅡ・ダート1600m)。従来は秋の開催だったが、一昨年からは同コースのサンタアニタトロフィーと入れ替わる形でこの時期に変更された。今年は中央の重賞で活躍した馬も含む豪華12頭が争う。
中心はスマイルウィ。昨春から着実に力をつけ、今年に入ると習志野特別とハートビートレインで後続を突き放す2連勝。返す刀で臨んだ京成盃グランドマイラーズでは、JpnⅠ・2勝カジノフォンテンや、ギガキング、モジアナフレイバー、グレンツェント、ティーズダンクなどの超強力メンバーを撃破してみせた。初となる右回りのレース(過去2回は発走前に除外)は不安要素だが、そこさえクリアすれば力が一枚上だろう。
ホープフルSの勝ち馬タイムフライヤーはこれが転入3戦目。今年のフェブラリーSでも5着と、7歳ながらまだまだ元気だ。かしわ記念では5.9秒差の9着大敗を喫したが、大井記念は見せ場十分の4着と復調気配。中央時代の戦績やレースぶりからダートの2000mは長いタイプで、マイルへの距離短縮は好材料だ。
以下、大井への転入初戦となるアヴァンティストや、前走の好時計勝ちが光るグレンツェント、近2走はまさかの大敗も、勝島王冠を勝っているコズミックフォースらが有力。穴では6~9月【5-2-1-2】と夏に良績があるハルディネロにも注目だ。
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