【中日新聞杯】AIの本命はロードデルレイ “秋盾以上”の好時計持ちが初重賞獲りへ
SPAIA編集部
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白富士Sの勝ち時計は“秋盾以上”
12月7日(土)に中京競馬場を舞台に争われる中日新聞杯(GⅢ・芝2000m)。クセのある中京コースで行われる難解なハンデ重賞で、2021年には3連単236万馬券が飛び出した。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:ロードデルレイ
●短評
栗東の中内田充正厩舎の4歳牡馬で、通算成績【5-1-0-1】と抜群の安定感を誇る。少し距離が長かった神戸新聞杯、休養明けかつ除外後だった前走アンドロメダSと敗れた2戦も見直せるものだった。直線が長いコースでは上がり33秒台前半の末脚が武器で、京都内回りコースから中京コースへの舞台替わりは大歓迎だろう。
また、今年の白富士Sでマークした勝ち時計1:57.2は2024年に行われた東京芝2000m戦で最速。天皇賞(秋)を完勝したドウデュースの1:57.3よりも速い。単純比較にはなるが、GⅠ級の素質を秘める可能性は高く、ここを楽々クリアしても何ら不思議ではない。
●データ
開催時期が12月に移った2017年以降、年齢別成績は4歳が【4-2-5-26】で最多の4勝と好相性。ここに「前走リステッド競走で2着以内」という条件を加えると【2-0-1-1】勝率50.0%、複勝率75.0%となる。着外の一頭も、ほぼ最後方から差し損ねて4着のプログノーシスで、凡走ではない。実績が斤量に影響を与えるハンデ戦。リステッド組という“ちょうどよい”実績が好走に繋がっているのかもしれない。
また、同期間の枠別成績では5枠が【1-2-3-8】複勝率42.9%と断トツの好走率だった。なかでも、差し脚質が【1-2-2-5】で好走パターン。本馬にとっては追い風だ。
AI予想エンジンKAIBA
◎ロードデルレイ
◯トーセンリョウ
▲ジェイパームス
△マコトヴェリーキー
×マイネルメモリー
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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