【マイルCS】モーリス産駒は「スピード血脈」が重要 大舞台で心強い一族を持つバルサムノート
SPAIA編集部
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モーリス産駒の活躍条件
2024年11月17日に京都競馬場で行われる第41回マイルチャンピオンシップ。スピードとスタミナの両方が必要なGⅠだが、2020~22年の阪神開催時より、スピードと切れ味がより求められるのは間違いない。
注目はバルサムノート。父モーリスはマイルと中距離で6つのGⅠを勝った名馬だ。特にマイルで無類の強さを見せていたが、母系からメジロ一族のスタミナを受け継いでおり、配合相手には最低スピード血脈が2本は必要と考えている。
バルサムノートの母エピセアロームは小倉2歳S勝ちなど、スプリント重賞で活躍した快速馬。また、母父は昨年の勝ち馬ナミュールと同じダイワメジャーで、祖母の父は多くのスピード馬を送り出したCozzene。成功する下地は整っている。
加えて、母系はサクラローレル(有馬記念勝ちなど)、タイムパラドックス(ジャパンカップダート勝ちなど)といった活躍馬を出している一族というのも、大舞台では心強い。
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