一刀両断! 消しの人気馬 11月10日

SPAIA編集部

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買い時は前走と割り切って消し!

今週行われるレースの中から、編集部員が選んだ「危険な人気馬」を公開! 今回は編集部員・ざきおが京都11Rのエリザベス女王杯から指名。忖度なしの真剣(ガチ)予想で挑みます。

※「消しの人気馬」とは、上位人気が想定される馬の中で、馬券内への好走確率が低いと評価した馬となります。

今週の「消しの人気馬」

京都11R エリザベス女王杯
・シンティレーション
前走の府中牝馬Sで10番人気2着と激走。ブレイディヴェーグには0秒2差をつけられたものの、上がり最速タイ32秒8の末脚で1番人気マスクトディーヴァに先着した内容はインパクトがあった。

かつては上がりの掛かる馬場で浮上してくるイメージだったが、直近2戦の上がり3ハロンタイムは33秒3、32秒8と殻を破った感がある。

ただし、今回壁となるのがキャリア初の2200mの距離だ。本馬の父であるロードカナロア産駒のJRA通算成績を見ても、前走からの距離延長では明らかにパフォーマンスが落ちる。また、本馬のこれまでを見ても1800mの距離は【4-3-2-2】だが、2000mでは【0-1-0-1】。数は少ないと言っても勝利がないのは気がかりで、2200mの距離にポジティブな要素はない。

加えて、エンジンの掛かりが遅いタイプで仕掛けどころが好走のカギを握るタイプだけに、初騎乗となるT.マーカンド騎手とのコンビも不安材料となる。懸念点が多いなか、近走の好走によって人気サイドになるのであれば思い切って消してかかりたい。

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