【北九州記念】AIの本命はグランテスト 「前走1着の4歳牝馬」は勝率40.0%

SPAIA編集部

2024年北九州記念 AI本命馬 グランテスト,ⒸSPAIA

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“夏は牝馬”をデータが証明

6月30日(日)に小倉競馬場を舞台に争われる北九州記念(GⅢ・芝1200m)。今年は変則開催の影響で、“開幕週のハンデ重賞”という混沌とした条件で行われる難解な一戦。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:グランテスト

●短評
栗東所属の4歳牝馬で、デビュー以来、一貫して芝1200mを使われて【4-3-0-2】、馬券圏外となった2戦も4着という崩れないスプリンターだ。前走ライスシャワーCは後傾ラップの瞬発戦かつ開催2週目の内有利馬場という条件を8枠16番から勝利。後続に1馬身1/4差をつける強い内容だった。昇級初戦かつ重賞初挑戦になるが、開幕週の内枠や、ハンデ53kgの恩恵を生かせばいきなりの重賞制覇があっても不思議はない。

●データ
“夏は牝馬”というだけあり、過去10年で牝馬が【6-6-6-59】複勝率23.4%(牡・セン:同12.5%)と抜群。特に「前走で1着だった4歳牝馬」が【2-1-0-2】勝率40.0%、連対、複勝率60.0%と優秀な成績を収めている。このデータには昨年の2着馬で、次走のスプリンターズSを制覇したママコチャも含まれる。ほかでは、17年のダイアナヘイローは前走3勝クラスからハンデ53kgと、グランテストと瓜二つの条件下で優勝を果たしており、これにあやかりたい。

また、コンビを組む坂井瑠星騎手は小倉芝1200mの通算成績【10-5-5-33】勝率18.9%、複勝率37.7%と好相性で、単複回収率も100%を上回っている。鞍上の好エスコートにも期待したいところ。ここを勝って秋への飛躍を遂げれるか注目だ。

AI予想エンジンKAIBA
◎グランテスト
◯サーマルウインド
▲ペアポルックス
△バースクライ
×ナナオ

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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