【京都牝馬S】AIの本命は穴馬プールヴィル その理由は?
SPAIA編集部

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
KAIBAは意外な馬を本命に
2月22日(土)に京都競馬場で行われるのが
京都牝馬ステークス(GⅢ 芝1400m外)
である。「京都芝1600m」のイメージが強いが、気づけば今の条件に変わって今年で5年目になる。そろそろレース傾向も出てくる頃。AI予想エンジンKAIBAは果たしてどのような予想をしたのだろうか?
KAIBAの本命はプールヴィル。牝馬クラシック戦線で活躍したシゲルピンクダイヤ、ビーチサンバ、それに3連勝でこの舞台までたどり着いた良血馬ドナウデルタを差し置いて、プールヴィル!?と思ったが、詳しく見ると理由は納得。
まずこの馬、生涯で6回馬券に絡んでいるのだが、その距離が全て今回と同じ1400mでのもの。しかもこの距離では馬券圏外なし。その中にはGⅡフィリーズレビューや、オープン2着もある。確かに相手は強いが、1400mは1200mとも1600mとも競馬の質が違う。たかが200mでもがらりと変わるだけに、この1400m専科のこの馬を本命にしたのだろう。
ビーチサンバをばっさりと切った理由は?
対抗はアルーシャ。昨年のこのレースの4着馬だ。この馬、2走前に本命馬に信越ステークスで勝っている。勝っているのになぜ対抗?と思ったが、プールヴィルは重賞勝ち馬に対して、この馬はオープン勝ち止まり。実績を取ると向こうの方が上。
ただ、アルーシャにとっていいデータもある。この馬関東馬なのだが、京都牝馬Sが1400mに変わってからの関東馬の成績は【1.2.0.7】と結構いい。逆転があるかもしれない。
3番手が桜花賞2着、秋華賞3着のシゲルピンクダイヤ。前走のターコイズSは1番人気に推されたが3着。実績を考えるとちょっと物足りないレースだった。まだ1勝しかしておらず典型的な相手なりの様相が増してきた。
注目はビーチサンバが無印であること。1番人気になってもおかしくない馬をばっさりとKAIBAは切った。初めての1400mは気になるし、今の時計のかかる馬場も向かない。マイナス面が多く嫌われた感がある。
今年は1400m専科が勝つのか?それともクラシック戦線で戦ってきた実力馬が勝つのか?楽しみな一戦である。
【京都牝馬S KAIBA予想】
◎
プールヴィル
〇
アルーシャ
▲
シゲルピンクダイヤ
△
ドナウデルタ
×
サウンドキアラ
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想をする。 これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。