【チャレンジC】前走2番人気以内は単複回収率100%超 近走の敗因明確なカラマティアノスに期待

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3つのファクターから推奨馬を見つけ出す
今回は9月12日(土)阪神競馬場で行われるチャレンジカップについて下記3つのファクターを組み合わせる、コンプレックスアナライズで分析を行っていく。
・レースの好走馬及び凡走馬の共通項を探る「重要データ」
・目には見えない上積みを探る「前走内容」
・適性と素質を知るための「血統評価」
特別登録のあった19頭を検討対象とし、過去10年のデータを使用する。
重要データ:前走上位人気馬が活躍

チャレンジCは24年が京都開催、また昨年から9月開催となりハンデ戦へ変更されるなど施行条件が変わってきた。それでも、堅めのレース傾向は変わらず、レース全体としての回収率は単勝が36%、複勝が68%となっている。わかりやすいデータとして前走人気別成績が有効だ。
前走1番人気の馬は【3-2-2-5】で単勝回収率75%、複勝回収率140%で、前走2番人気の馬は【3-2-0-6】で単勝回収率172%、複勝回収率84%。合算すると前走2番人気以内の馬は【6-4-2-11】で単勝回収率121%、複勝回収率113%と単複回収率が100%を超えている。
対して前走3番人気以下の馬は【4-6-8-90】で単勝回収率18%、複勝回収率60%となっている。今回、上位人気が想定される馬の中ではジーティーアダマン、マテンロウゲイルが好走データに合致しない。
【前走1、2番人気の出走予定馬】
・ガイアメンテ
・カラマティアノス
・グランヴィノス
・ジョバンニ
・フィーリウス
・マリアイリダータ
・ミッキーゴールド
前走内容:カラマティアノスの七夕賞
カラマティアノスの前走は七夕賞7着。この日の福島競馬場は雨の影響で稍重馬場だった。ただ、内側の馬場は非常に綺麗で経済コースを通った馬が有利なレースとなった。
本馬は4番枠と内枠を引けていたが進路は外々を選択。4コーナーでも大外の進路取りとなり、レースを通してかなり距離ロスを作ってしまった。
インのコース取りを得意とする岩田康誠騎手としては珍しい騎乗で今回はルメール騎手にスイッチしそうだ。名手への乗り替わりで改めて評価を見直したい。
血統解説:カラマティアノス

・カラマティアノス
日本での牝祖は祖母バラダセール。同馬はアルゼンチン産馬で競走馬としても優秀だった。現役時はセレクシオン大賞(GⅠ・ダート10F)を11馬身差で圧勝したほか、ポージャ・デ・ポトランカス大賞(GⅠ・ダート8F)も勝利した実績を持つ。
長らくアルゼンチンで繋がってきたファミリーでスピード性能が非常に高く、持続力に秀でているのも特徴だ。日本の芝適性が高い種牡馬をつけると高速馬場にも適応できるタイプが出ており、実際、弥生賞勝ちのサトノフラッグ、叔母には阪神JF、桜花賞2着だったサトノレイナス(ともに父ディープインパクト)と、日本で活躍した近親が並ぶ。
本馬は父にレイデオロを迎えた。レイデオロ産駒はスタミナとスピードに優れたタイプが多く、本馬もスピード能力が高い。ただ瞬発力に関しては父レイデオロ、母父のハーツクライともにそこまで高くなく、キレ味勝負は苦手なタイプだ。
勝利した中山金杯、2着だった中山記念ともに先行してスピードを持続するようなレースを見せた。持ち味を生かせる阪神内回りコースであればチャンス十分だ。
Cアナライズはカラマティアノスを推奨
今回のCアナライズではカラマティアノスを推奨する。前走の七夕賞は内有利な馬場ながら、内枠を生かせなかったことが敗因で決して悲観する内容ではない。前々走は苦手とする瞬発力勝負に対応しきれずに敗戦と、直近2走は敗因がはっきりしている。
これら敗戦で人気を落とすと予想される今回はオッズ妙味も生まれて狙い目になる。
《ライタープロフィール》
貴シンジ
競馬ライター。サラブレッドの血統をファミリー中心に分析する牝系研究家。3つのファクターから構築する「コンプレックスアナライズ」を駆使して競馬予想を行う。WEBサイト『ウマフリ』で「牝系図鑑」も連載中。競馬予想のほか商業誌での執筆、一口馬主クラブ募集馬やセリ馬の血統分析、血統の魅力の伝承、繁殖牝馬の配合提案などを独自の切り口から行う。
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