【札幌2歳S】“複勝率50%超え”などデータ面は完璧 フライトライン産駒ショウナンガレオンが最有力
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【札幌2歳S】“複勝率50%超え”などデータ面は完璧 フライトライン産駒ショウナンガレオンが最有力

2026/08/30 19:30
SPAIA編集部
過去10年のデータから見る札幌2歳S,ⒸSPAIA

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夏競馬最大の出世レース

9月5日(土)に札幌競馬場で札幌2歳ステークス(GⅢ・芝1800m)が行われる。

2020年の1、2着馬ソダシとユーバーレーベンが桜花賞とオークスを分け合ったほか、21年の勝ち馬ジオグリフは皐月賞制覇、24年の2着アルマヴェローチェが阪神JFを制するなど、夏競馬最大の出世レースと言っても過言ではない。

今年も函館の新馬でレコード勝ちを収めたショウナンガレオンや、新種牡馬エフフォーリアの仔・ノヴァヴェローチェなど有望株がエントリーしてきた。過去10年のデータとともに展望しよう。

函館芝1800m組が好成績

札幌2歳Sの人気別成績,ⒸSPAIA


まずは人気別成績から見ていく。1番人気は【4-0-3-3】と及第点だが、続く2番人気【1-0-2-7】と3番人気【2-1-0-7】は少し物足りない。

以下、4番人気【0-4-2-4】、5番人気【2-1-1-6】、6番人気【1-2-0-7】まではコンスタントに連対してくるが、7番人気【0-0-2-8】、8番人気以下【0-2-0-52】とこのあたりで一気に数字が落ちる。

書き方を変えると、1~3番人気が【7-1-5-17】で複勝率43.3%。4~6番人気も【3-7-3-17】で複勝率43.3%はちょうど同じだ。であれば当然、回収率的には4~6番人気の方が高い。

 札幌2歳Sの前走クラス別成績,ⒸSPAIA


次に前走クラス別。新馬【5-4-7-51】複勝率23.9%、未勝利【4-3-1-24】同25.0%、オープンと重賞が【1-3-2-19】同24.0%で、好走率はどれも大差ない。

ところが、1~6番人気に限定すると様子がやや変わる。前走新馬(=キャリア1戦)が【5-4-6-26】複勝率36.6%に対し、キャリア2戦以上が【5-4-2-8】同57.9%、単勝回収率412%、複勝回収率154%とはるかに優勢だ。

新馬戦ですぐ勝てる馬の方がもちろん能力が高い傾向にあるが、この時期の2歳馬にとって実戦経験が多いこと自体は決してマイナスの材料ではない。昨年は2頭だけ出走した未勝利勝ち上がりのジーネキング、スマートプリエールが10番人気2着、4番人気3着だった。

札幌2歳Sの前走内容別成績,ⒸSPAIA


前走について別の視点からも見ていく。出走馬のほとんどが前走1着からの臨戦となるため、前走着順では差がつかない。差がつくポイントはまず前走時点での人気。1番人気なら【7-3-5-20】複勝率42.9%、5番人気以下なら【0-1-1-31】同6.1%と明暗分かれている。

もうひとつは前走コース。函館芝1800m組が【5-2-3-14】複勝率41.7%と好成績だ。ただし、そこで逃げていた馬は【0-0-0-7】で、16年1番人気8着タガノアシュラを筆頭に人気馬が飛びまくっている「消し」データ。逃げずに勝った【5-2-3-7】同58.8%だけ馬券に入れよう。

札幌2歳Sの生まれ月別成績,ⒸSPAIA


2歳重賞特有のデータとして「早生まれが有利」という話もある。札幌2歳Sも例外ではない。誕生日が3月以前なら【8-10-10-54】で複勝率34.1%、4月以降なら【2-0-0-40】同4.8%と決定的に違う。後者は減点対象だ。

札幌2歳Sのその他データ,ⒸSPAIA


最後にそのほか気になったデータを。やはり強いのがノーザンファーム生産馬で、その成績は【4-3-6-13】複勝率50.0%。人気も相応に背負うが、それでも複回収率は110%と黒字圏内に入っている。

また、過去10年の勝ち馬は全て前走と同じ騎手が継続騎乗していた。乗り替わりは【0-3-3-41】複勝率12.8%と振るわない。

あらゆるデータに合うショウナンガレオン

ここまでのポイントを踏まえ、登録馬について具体的に検討していこう。

まず、ほぼ完璧に近いのがショウナンガレオン。前走1番人気で、函館芝1800mを逃げずに勝利した。2月13日生まれのノーザンF生産馬で、鞍上は新馬戦に続いて鮫島克駿騎手が想定されている。非の打ち所がない。

データだけでなく、新馬戦はレース内容もよかった。道中3番手で折り合いがつき、直線入り口で逃げ馬をあっさり捕らえると、最後は流して1:47.6の2歳コースレコード勝ち。ラストは11.6-11.4の加速ラップだった。フライトライン産駒として本邦初の重賞タイトルを手にする可能性は高い。

同じく函館芝1800mを差し切ったテンカタイヘイもいいが、こちらは前走時8番人気だったのがデータ的にやや減点だ。

ノーザンF生産の早生まれという観点で、札幌芝1800mの新馬戦を3馬身半差で圧勝したノヴァヴェローチェも当然有力候補。これも新馬戦はラスト11.5-11.4の加速ラップで、まだ余力がありそうだった。

過去10年のデータから見る札幌2歳S,ⒸSPAIA


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