【新潟記念】「同年芝1800m以下重賞を追い込んで好走」は複勝率80% 東大HCの本命はロデオドライブ
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【新潟記念】「同年芝1800m以下重賞を追い込んで好走」は複勝率80% 東大HCの本命はロデオドライブ

2026/08/29 17:00
東大ホースメンクラブ
新潟記念 ロデオドライブのプラスデータ,ⒸSPAIA

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別定戦2年目で今年も豪華メンバー集結

新潟競馬場でGⅢ・新潟記念が行われる。NHKマイルCを勝利した3歳馬ロデオドライブ、約10か月ぶりのレースとなる3年前の菊花賞馬ドゥレッツァ、重賞で連続3着のダノンシーマなど11頭が出走予定だ。

「別定戦元年」の昨年は1着馬シランケドが次走天皇賞(秋)4着、2着馬エネルジコが菊花賞1着とGⅠ戦線で活躍。今年も好メンバーがそろった。ここを勝って秋のGⅠシーズンに弾みをつけるのはどの馬か。過去10年データから検討する。

1800m以下で実績がある馬を

新潟記念の条件別成績,ⒸSPAIA


<新潟記念 脚質別データ>
同年芝1800m以下の重賞を追込で3着以内
【2-1-1-1】勝率40.0%/連対率60.0%/複勝率80.0%
同年中山で上がり3位以内があり、当レース3番人気以内
【2-1-2-2】勝率28.6%/連対率42.9%/複勝率71.4%
東京で上がり1位がある3歳馬
【2-1-0-2】勝率40.0%/連対率60.0%/複勝率60.0%

中長距離質の馬と、1600~1800mを中心に使ってきた馬が戦う構図になっているが、どちらが優勢かを見ていこう。

同年にJRAの芝重賞で3着以内があった馬について、そのレースの距離別に分けてみる。すると、2200m以上が【1-1-1-8】複勝率27.3%に対して、1800m以下が【5-3-2-9】同52.6%と約2倍の好走確率だった。

今回は3歳ロデオドライブ、ゾロアストロと、エプソムC2着のステレンボッシュが後者に該当する。3000mの阪神大賞典と2500mの目黒記念で3着のダノンシーマは評価を下げたい。

同年の芝1800m以下重賞で好走した馬について、その時の脚質別に見ると、追込が【2-1-1-1】でトップ。上がり3F2位以内が【4-1-1-5】だった。後ろから行くタイプの馬であれば、距離延長でも上位に食い込めるということだろう。

直線の長さゆえに末脚が求められる舞台だが、同年に上がり3位以内をマークした馬全体の複勝率は18.3%。その上がり3位以内を記録した競馬場別で見ると、小倉がトップ(26.7%)、次が中山(25.8%)だった。同年に中山で上がり3位以内があり、新潟記念で3番人気に支持されれば【2-1-2-2】で複勝率は71.4%までアップする。

今回のメンバーだとロデオドライブが中山で上がり最速2回。ステレンボッシュが中山牝馬Sで上がり3位、チェルヴィニアが中山記念で同2位だった。ステレンボッシュもチェルヴィニアも4角2桁順位から差し届かず、いかにも中山の短い直線では力を発揮できなかったという内容。どちらもGⅢではまだ戦えるだろう。警戒したい。

一方、同年新潟で上がり3位以内があった馬は複勝率13.6%と振るわない。新潟大賞典で12番人気2着と大激走したバレエマスターは、メンバー強化も含めて狙いづらい。

最後に3歳馬について。過去10年【2-1-1-4】で、22年以降の出走馬3頭は全て馬券に絡んでいる。また、連対した3頭は東京で上がり最速を出したことがあった(該当馬は【2-1-0-2】)。前述の2000m未満実績も満たすロデオドライブ、ゾロアストロには上位の印を打つべきだろう。

キャリア4戦全て上がり3ハロン1位

◎ロデオドライブ
NHKマイルCでは4角14番手から豪快な追い込みを決めて勝利。それ以前の3戦も全て中山で上がり最速を記録と、まだ底を見せていない。長距離実績馬が多い中、マイルから距離延長で臨む点も評価したい。新馬戦では重馬場を経験しており、週末の雨予報も心配無用。これまで新潟記念に出走してきた3歳馬と比べても実績はトップクラスと言え、信用できる。

◯ステレンボッシュ
一昨年の桜花賞馬。3走前の中山牝馬Sはトップハンデで上がり3位、0秒6差の7着。エプソムCはハナ差2着と、GⅢであれば地力は上位だ。安田記念は10着だったが、着差は0秒8差、上がりも33秒9と悪くない。新潟は初出走だが、直近2戦で33秒台の上がりを出せていることから適性はありそうだ。

▲ゾロアストロ
3歳馬。東京スポーツ杯2歳Sではダービー2着馬パントルナイーフの2着で、皐月賞3着のライヒスアドラーに先着した。きさらぎ賞も少頭数ながらオークス3着のラフターラインズや、ダービー4着馬ゴーイントゥスカイらに勝利している。

皐月賞は前後半1000m58秒9-57秒6とレコード決着ながら後傾ラップで、後方からの競馬は厳しかった。2桁着順から次走GⅠで馬券に絡んだ馬が3頭おり(アドマイヤクワッズ、バステール、パントルナイーフ)、着順は気にしなくていいだろう。肺出血明けは不安材料だが、斤量55kgは魅力的だ。押さえておきたい。

以下チェルヴィニア、アーバンシックまで印を回す。馬券は◎軸の馬連と3連複で勝負する。

▽新潟記念予想▽
◎ロデオドライブ
◯ステレンボッシュ
▲ゾロアストロ
△チェルヴィニア
×アーバンシック

《ライタープロフィール》
東大ホースメンクラブ
約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。

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