【新潟記念】合言葉は"キンカメ記念" ロデオドライブを回収率200%超データが後押し

ⒸSPAIA
別定戦に変わっても使える2つの傾向
24年まではハンデ戦、そして25年から別定戦になった新潟記念だが、条件が変わっても参考にできるデータは意外と多い。今回は16年以降の直近10回を振り返り、血統と近走成績から2つの傾向をピックアップ。今年の出走馬に当てはめながら有力候補を絞り込み、最後に年齢別のデータも加味して、狙うべき1頭を導き出したい。
■父or母の父がキングカメハメハ系
絶対に無視できないのがキングカメハメハの血を引く馬だ。父キングカメハメハ系は【3-3-1-12】勝率15.8%、複勝率36.8%。そして母の父キングカメハメハ系(全て母の父キングカメハメハ)は【3-2-1-7】勝率23.1%、複勝率46.2%となっている。
この2つを合わせると【6-5-2-19】勝率18.8%、複勝率40.6%。回収率は単勝が206%、複勝でも134%だから凄い。付け加えるなら目下8年連続で最低1頭が馬券に絡んでいるので“キンカメ抜き”の馬券は考えられないといっても過言ではない。
<今年の該当馬>
ステレンボッシュ
チェルヴィニア
ドゥレッツァ
ロデオドライブ
■年内に勝利orオープンで3着内
連対した延べ20頭について、本レース以前の同年成績を見ると、14頭に勝利経験があった。さらに、残りの6頭中3頭もオープンで馬券に絡んでいた。
どちらにも該当しない残りの3頭は18年2着のメートルダール、22年と23年に2着のユーキャンスマイルだが、いずれも新潟芝2000mの重賞で馬券に絡んだ経験あり。つまりはこれぐらいの実績馬、かつ新潟巧者でない限り、近々の好成績が必要ということだ。
<今年の該当馬>
サヴォーナ(福島民報杯1着)
ステレンボッシュ(エプソムC2着)
ゾロアストロ(きさらぎ賞1着)
ダノンシーマ(目黒記念3着、阪神大賞典3着、白富士S1着)
バレエマスター(新潟大賞典2着)
ロデオドライブ(NHKマイルC1着、NZT2着)
決め手は「年齢」 本命はロデオドライブ
前章で挙げた2つの条件をともに満たすのは、ステレンボッシュとロデオドライブの2頭。では、どちらを上位に取るか。そこで注目したいのが年齢だ。
直近10年の新潟記念では、3歳が【2-1-1-4】の好成績。勝率25.0%、複勝率50.0%と、古馬相手に互角以上の成績を残している。しかも、同年春以降の重賞で連対した馬に限れば【2-1-1-2】だから、信頼度は相当に高い。そこで本命にはNHKマイルC覇者のロデオドライブを指名する。
馬券は単勝が本線。馬連はステレンボッシュを厚く買いたいが、新潟巧者のバレエマスターも押さえておこう。そして3連複はフォーメーション。1列目にロデオドライブ、2列目にステレンボッシュとバレエマスター、3列目は総流しとして、高配当が引っ掛かることを期待したい。
《ライタープロフィール》
逆瀬川龍之介
国内の主要セール、GIのパドックはもちろん、時には海外のセリにも足を運ぶ馬体至上主義のライター。その相馬眼を頼りにする厩舎関係者、馬主は少なくない。一方、マニアック、かつ実用的なデータを駆使して、ネット媒体や雑誌などにも寄稿するなど、マルチな才能を持っている。
《関連記事》
・【新潟記念】ダノンシーマ、ステレンボッシュは消し ハイブリッド式消去法
・【新潟記念】過去10年のレースデータ
・【新潟記念】前走GⅠ組が近10年で5勝 "前例なきプロフィール"3歳ロデオドライブがカギ