【キーンランドC】「前年好走馬が2番人気以内」なら複勝率83.3% 東大HCの本命はパンジャタワー
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【キーンランドC】「前年好走馬が2番人気以内」なら複勝率83.3% 東大HCの本命はパンジャタワー

2026/08/22 17:00
東大ホースメンクラブ
キーンランドC ローテーション別成績,ⒸSPAIA

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世界の名手も参戦する貴重な重賞

札幌競馬場でGⅢ・キーンランドCが行われる。連覇がかかるパンジャタワー、昨年スプリンターズSを制した9歳馬ウインカーネリアンのほか、姉妹制覇を狙うナムラクララ、3連勝でオープン入りを果たした3歳馬ロジケープなど、16頭が出走予定だ。

GⅠ馬2頭の対決だけでなく、夏休み明けのC.ルメール騎手やWASJに参加する世界の名手達の手綱捌きにも注目したいレース。過去10年データから勝ち馬を検討する。

春のGⅠ経験馬が中心

キーンランドCのローテーション別成績(過去10年),ⒸSPAIA


<キーンランドC ローテーション別成績>
同年の東京芝1600mGⅠに出走
【3-3-1-9】勝率18.8%/連対率37.5%/複勝率43.8%
→その5着以内馬
【1-1-0-0】勝率50.0%/連対率100.0%/複勝率100.0%
北海道で3勝クラスを勝った3歳馬
【0-1-1-1】勝率0.0%/連対率33.3%/複勝率66.7%
前年の5着以内馬で、当レース2番人気以内
【2-2-1-1】勝率33.3%/連対率66.7%/複勝率83.3%

キーンランドCは春のGⅠ戦線に出走した馬がスプリンターズSへのステップとして出走するほか、サマースプリントシリーズ組、函館と札幌のオープン特別を走ってきた馬などがぶつかるレースだ。優勢なのはどのローテーションだろうか。

答えは春に大舞台を経験した馬。同年の東京芝マイルGⅠ(NHKマイルC、ヴィクトリアマイル、安田記念)を使った馬が【3-3-1-9】で複勝率43.8%。400mの距離短縮は問題にならない。その5着以内だった馬は【1-1-0-0】で2頭とも連対。着差で見ても、1秒0以上負けた馬を除けば【3-3-0-3】と高い連対率を誇る。今年は安田記念で0秒1差5着のパンジャタワーが該当する。

スプリントGⅠの高松宮記念を経験した馬にも注目。同年の高松宮記念出走馬は【3-3-4-24】複勝率29.4%。2桁着順を除くと【3-2-3-9】同47.1%だった。6~9着馬が【0-2-3-3】同62.5%と、勝ち馬はいないが意外にも活躍している。エーティーマクフィ、ダノンマッキンリーを狙ってみるのも面白そうだ。

次点となるのが北海道でレースを使ってきた馬たち。同年に函館か札幌で3勝クラスを勝った馬は【0-1-1-8】だが、4着が3回あって人気よりは走っている。特に3歳馬は【0-1-1-1】で、昨年はカルプスペルシュが3番人気3着、ナムラクララが8番人気4着だった。目下3連勝中で、前走は0秒3差をつけたロジケープには要警戒だ。また、同年に札幌芝1200mのオープン特別を使った馬が5番人気以内に支持されると【1-1-1-0】というデータもある。

前年のキーンランドCで5着以内だった馬は【2-3-2-13】複勝率35.0%。2番人気以内になれば【2-2-1-1】同83.3%と、2年連続の好走に期待できる。今年はパンジャタワー、ウインカーネリアン、ナムラクララが該当候補だ。

スプリント実績も積み、軸として信頼度アップ

◎パンジャタワー
昨年はNHKマイルC勝利から3か月空き、新馬戦以来の1200m戦だったが、3/4馬身差で勝利。3歳で57kgを背負ってメンバー唯一の上がり33秒台を使っており、着差以上の完勝だった。

今年の高松宮記念は差し決着のなか、4角4番手から4着。短距離での実績を積み、適性面での不安はなくなった。その際に先着されたウインカーネリアンより斤量も1kg軽い。4歳とまだまだ若く、信頼するならこちらと判断した。

◯ウインカーネリアン
昨年8歳にしてGⅠ・スプリンターズSを勝利。今年の高松宮記念ではパンジャタワーと同じく先行して3着と、同馬に先着した。9歳馬だが衰えは見られない。

しかし懸念点もいくつかある。高松宮記念以来、約5ヶ月ぶりのレースとなるが、これまでのキャリアで中8週以下【8-4-0-7】に対して中9週以上【1-1-2-11】と、間隔が空くとパフォーマンスが落ちる傾向にある。

また、昨年のこのレースは内容が案外だった。0秒2差の5着ではあるが、コース替わり初週という逃げた馬にとって有利な条件でパンジャタワーに差し切られた。札幌は2戦して両方5着で、夏の北海道は合わない可能性もある。能力はパンジャタワーと同等で、他の馬と比べて抜けているが、これらの点を考えて2番手とした。

▲エーティーマクフィ
昨年6月に芝へ再転向してから重賞で2連対。京阪杯ではGⅠ馬ルガルを差し切った。今年初戦のシルクロードSはトップハンデで0秒3差の8着、高松宮記念も0秒9差の8着と負ける際も大崩れはしていない。

昨年のキーンランドCは7着(0秒3差)とまずまずだったが、前走で函館SS2着、オープンの青函S1着もあるなど、北海道は得意な部類にある。

以下サウンドモリアーナ、ナムラクララ、ロジケープまで印を回す。馬券は◎軸の馬連と、◎◯2頭軸の3連複で勝負する。

▽キーンランドC予想▽
◎パンジャタワー
◯ウインカーネリアン
▲エーティーマクフィ
△サウンドモリアーナ
×ナムラクララ
×ロジケープ

《ライタープロフィール》
東大ホースメンクラブ
約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。

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